【J1マッチレポート】阿部の先制点も実らず。神戸に敗れた松本が、1年でJ2に降格

2015年11月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

オープンな展開になった後半に松本が2失点。

前半終了間際に阿部(39番)が先制点を奪うも、後半に神戸に2点を奪われて敗戦。松本のJ2降格が決まった。(C)J.LEAGUE PHOTOS

 J1リーグ第2ステージ・16節の神戸対松本が11月7日、ノエビアスタジアム神戸で行なわれ、アウェーの松本が1-2で敗れた。この結果、松本の1年でのJ2降格が決定した。
 
 試合は立ち上がりから拮抗した展開が続いた。神戸は14分に森岡が決定的なシュートを放つも、松本のGK村山がファインセーブで凌ぐ。対する松本は16分、前田のドリブルから安藤のシュートにつなげた。
 
 そして迎えた42分。松本が待望の先制点を奪う。キム・ボギョンを起点に左サイドを攻略し、安藤のクロスを阿部がヘッドで合わせた。
 
 その後、松本は前半終了間際にPKを与えてしまったが、神戸の渡邉のシュートミスに助けられ、1点リードで前半を折り返した。
 
 後半は1点をリードする松本が、やや優勢に試合を進めた。前半同様にキム・ボギョンを起点に圧力を強めつつ、前田のスピードを活かしたカウンターでもチャンスメイク。前がかりになってきた神戸の裏のスペースを突いて追加点を狙った。
 
 しかし、中盤が間延びし、オープンな展開になった85分、神戸に一瞬の隙を突かれて同点弾を食らってしまう。
 
 すると、勝利以外に残留の道がない松本は、なりふり構わず反撃を試みるも、安藤の決定的なシュートは上へ外れ、石原のシュートは無情にもバーを叩いた。そして終盤の90+3分に、神戸のペドロ・ジュニオールに致命的な2点目を奪われて万事休した。
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