レアル・マドリーでの教え子が、フランス代表の次期監督にジネディーヌ・ジダンをプッシュした。英紙『Daily Mail』が12月19日付けで伝えている。

　ディディエ・デシャン監督が率いるフランスは、カタール・ワールドカップ（W杯）で決勝まで進出。しかし、リオネル・メッシを擁するアルゼンチンにPK戦の末に敗れ、史上３か国目の連覇を逃した。

　2012年から指揮を執るデシャンは試合後、その座に留まるかどうかの明言は避け、「来年の初めに会長と会談し、その時に分かるだろう」と説明した。
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　各国メディアで様々な憶測が飛び交うなか、元ドイツ代表MFトニ・クロースがこの話題に言及。デシャンが退任した場合、前人未到のチャンピオンズリーグ３連覇に導くなど、古巣マドリーでその手腕を遺憾なく発揮した英雄が、理想的な後継者だと主張している。

「大きな疑問は、ディディエ・デシャンが何を望んでいるかという点だ。ジズーがフランスの新監督になる可能性は70/30くらいだろう。彼は本当に練習場に戻りたいのだと思う」

　ジダン本人はカタールW杯開幕前、「監督のスーツが恋しいかって？ いや、そう遠くはない。少し待ってくれ。もうすぐだ、もうすぐ。また監督をする日は遠くないよ」と語り、意欲を見せている。

　2020-21シーズン終了後にマドリーを離れてからは、フリーの状態が続くなか、現場復帰はレ・ブルーとなるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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