「我々は全てを出し切った」準決勝敗退のモロッコ、指揮官は選手たちを労う「歴史を塗り替えようとしてくれた」【W杯】

2022年12月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

フランスに敗れ、決勝進出ならず

モロッコ代表のレグラギ監督が選手たちを労い、チームを誇った。(C)Getty Images

 モロッコ代表のワリド・レグラギ監督が選手たちを労い、チームを誇った。英メディア『BBC』が伝えている。

 カタール・ワールドカップ(W杯)で快進撃を続けてきたモロッコは、アフリカ勢史上初の4強入りを果たした。現地時間12月14日に行なわれた準決勝で、決勝進出を懸けて前回王者フランスと対戦したが、試合開始早々に失点。さらに後半にも追加点を決められて力尽きた。

 ここまでベルギー、スペイン、ポルトガルなど強豪を次々と撃破し、大躍進のモロッコだったが、連覇を狙うフランスを前に決勝進出は果たせず。指揮官も悔しさを露わにする。

「メディアやテレビ、SNSに掲載された写真を見て、みんなが我々を誇りに思ってくれていることが分かった。モロッコの人たちの夢を守りたかったのに、残念だ。我々はもっと上に行けたはずだと感じている。しかし、こういう細かいところで真のチャンピオンは勝ってしまう」
 
 それでもレグラギ監督は、「我々は全てを出し切った。選手たちは、チームのイメージを良くしてくれたし、質の高さを見せてくれた。そして、彼らは歴史を塗り替えようとしてくれた」と選手たちを労い、躍動したチームを誇った。

「我々は自国とアフリカサッカーのイメージを変えた。チームは大陸を代表して戦ったのだ。人々は常に我々を尊敬してくれていたが、これからはもっと尊敬されるようになるかもしれない」

 3位決定戦に臨むモロッコは、17日にルカ・モドリッチ擁するクロアチアと激突する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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