ベスト8に進んでいれば――「ブラボー」の次に吉田麻也が用意していた言葉とは?「みんなで言おうと、佑都たちに言っていた」【W杯】

2022年12月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

「もしかしたら僕の中では、ブラビッシモかな」

ベスト8は叶わず…吉田にとってカタールW杯はどんな大会だったか。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

『ABEMA』の人気コンテンツ「FIFAワールドカップ64」で、日本代表DF吉田麻也とタレントの矢部浩之さんが対談。森保ジャパンのキャプテンが、長友佑都が発して話題となった「ブラボー」に次ぐ言葉があったことを明かした。

 カタール・ワールドカップで日本は、グループステージでドイツ、スペインという強豪国に連破し、首位通過。2大会連続の決勝トーナメント進出を果たしたが、ラウンド16のクロアチア戦はPK戦の末に敗れ、悲願のベスト8進出は果たせなかった。

"新しい景色"は見られなかったが、その戦いぶりに日本国内は大いに盛り上がった。

 感動と興奮をもたらしたチームを先頭に立って率いた吉田に、矢部さんが「カタール・ワールドカップは吉田選手にとってどういうものだったか。ユニホームにひと言」とリクエスト。吉田は「難しい…」としながら、「Bravo!!」と記した。

 ドイツに逆転勝ちした直後、長友が叫んだ「ブラボー!」は流行語にもなった。この言葉をセレクトした吉田は、こう続ける。
 
「(ブラボーの)さらに良いっていう意味で、『ブラビッシモ』がある。ブラボーの上がブラビッシモ。もしかしたら僕の中では、ブラビッシモかな、というぐらい」

 実はこの言葉は、日本が勝ち進んでいれば世に出す予定だったという。

「本当はベスト8に行って、みんなで言おうと、佑都たちに言っていたんですよ」

 それは叶わなかった。日本代表はカタールでの悔しさを糧に、4年後、さらに逞しくなって、"ブラビッシモ"な成果を掴み取りたい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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