「最低でも140億円!」日本戦でも活躍した20歳グバルディオルの争奪戦が激化! マンCとチェルシーがリードか【W杯】

2022年12月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

所属元のライプツィヒは慎重な構えを崩さない

カタールの地で圧倒的な存在感を放つグバルディオル。なんとまだ20歳に俊英だ。(C)Getty Images

 カタール・ワールドカップで快進撃を続け、2大会連続のベスト4進出を果たしたクロアチア代表。ここまで5試合でわずか3失点の鉄壁ディフェンスを支えるひとりが、弱冠20歳のCBヨシュコ・グバルディオルだ。

 大会直前のブンデスリーガで鼻骨を骨折し、フェイスガードを着用して初めてのワールドカップを闘う。地上・空中戦の対人守備は言うに及ばず、危険な局面でのクリアやシュートブロックでも存分にセンスを発揮。自慢の左足から繰り出すパスやフィードも正確で、ビルドアップにおいても小さくない貢献を示している。

 ラウンド16で森保ジャパンの前に敢然と立ちはだかり、準々決勝のブラジル戦ではネイマールやリシャルリソンと対峙して堂々たるハイパフォーマンスを披露。もともと高かった声価はさらに引き上げられ、フランスの移籍専門サイト『Foot Mercato』によれば、「グバルディオルを巡る争奪戦は熾烈を極めている。すでに3つの正式オファーが届いた」のだという。

 同メディアは「正式オファーを出したふたつは、夏にも関心を寄せたチェルシーと、マンチェスター・シティだとの情報を掴んだ」と記し、「シティは1億ユーロ(約140億円)に魅力的なオプションを付けて(所属元の)RBライプツィヒを揺さぶっており、チェルシーやマンチェスター・ユナイテッドら他のプレミアリーグ勢も9000万ユーロ(約126億円)~9500万ユーロ(約133億円)を用意している」と伝えた。

 ほかにもバイエルン・ミュンヘン、レアル・マドリー、バルセロナが獲得に本腰を入れているようだが、リバプールとパリ・サンジェルマンは手を挙げていない模様。『Foot Mercato』は「この冬に移籍が実現するかは不透明だ。なぜならライプツィヒはいたって慎重で、グバルディオルの価値を見極めている」と報じ、シティが提示した移籍金1億ユーロが最低ラインになるのではないかと予測している。ちなみにライプツィヒとグバルディオルの現行契約は、2027年6月末までというなかなかの長期だ。
 
 クロアチア代表のズラトコ・ダリッチ監督が「ヨシュコは20歳にして完成されたDFだが、今後は間違いなく世界一の選手へと飛躍するだろう。末恐ろしい、クロアチアの宝だ」と評する俊英。はたして準決勝のアルゼンチン戦では、リオネル・メッシを向こうに回してどのようなプレーを披露するのか。そして、さらに自身の価値を高めてしまうのか。

 いよいよ、メガクラブへのステップアップは秒読み段階に入った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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