「かなりダメージがあったはずだが…」前園真聖がクロアチアのブラジル撃破に見解「ビッグクラブに移籍しそう」と推すのは?【W杯】

2022年12月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

「点を奪いに前に出ていく迫力と、粘り強さが勝利を引き寄せた」

前園氏はリバコビッチ(写真)を絶賛した。(C)Getty Images

 元日本代表MFの前園真聖氏が12月10日、自身のツイッターを更新。準々決勝でブラジルを下したクロアチアを称えた。

 クロアチアは王国相手に劣勢だったが、GKドミニク・リバコビッチを中心とした堅い守りで対抗。スコアレスで迎えた延長戦で、105+1分にブラジルのネイマールに先制点を許したが、117分にブルーノ・ペトコビッチのゴールで追いつき、PK戦に持ち込む。

 PK戦では、リバコビッチが相手の1人目、ロドリゴのシュートを止めると、クロアチアはキッカー全員が成功。4-2で制した。

 そんな大激戦のさなか、前園氏はツイッターを連続で更新し、クロアチアの健闘を分析していった。

 前半終了時には、「クロアチアが前半から攻守の切り替えが速く、押し込まれたらブロックを作り、奪ったらカウンター、行けなかったらポゼッションと多彩だ」、後半途中には「クロアチアのGKリヴァコヴィッチがブラジルの決定機をすべて止めている!」と綴る。
 
 また、先制弾のネイマールを絶賛した後に、クロアチアが試合を振り出しに戻すと、「追いついたクロアチアに勢いがあるし、PKになるとリヴァコヴィッチがいます」と展望する。

 さらに、試合後には「ブラジル敗退…。延長でのあのネイマールのゴールはかなりダメージがあったはずだが、ブラジルは1点を守りにはいるが、クロアチアはそこから、点を奪いに前に出ていく迫力と、粘り強さがクロアチアの勝利を引き寄せた」と解説した。

 そして、勝利の立役者となった母国のディナモ・ザグレブに在籍するGKについては「リヴァコヴィッチはPKだけでなく、素晴らしいセービングをしていた。大会後はビッグクラブに移籍しそうだ」と期待を寄せた。

 王国を撃破したクロアチアは準決勝でアルゼンチンと対戦。試合は日本時間13日の28時にキックオフ予定だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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