ここまで無風だったカタール・ワールドカップの決勝トーナメントで、ついに番狂わせが起こった。

　現地時間12月６日に行なわれたカタールW杯のラウンド16で、スペイン代表はモロッコと対戦。延長戦を含む120分間を通して得点を奪えず、スコアレスのまま突入したPK戦では３人連続で失敗し、まさかの敗退を喫した。

　スペインの『AS』紙は「スペインはロシア（大会）と同じように死んだ。（PK戦の末にラウンド16でロシアに敗れた）４年前に起こったように、PK 戦でモロッコに敗れた」と報道。「ラ・ロハはひどいプレーをし、ワールドカップで歴史を作ったモロッコとのPK戦で惨敗を喫した」と伝えた。
 

　また、同じく全国紙の『MARCA』は「スペインの大失態。モロッコが我々を家に送る」と糾弾している。

　グループステージ最終節で日本に敗れたのに続き、PK戦とはいえ格下に不覚をとったスペイン。風当たりが強くなるのは間違いなさそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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