前回のロシア・ワールドカップを過去最高位の３位で終えたベルギー代表がまさかの早期敗退だ。

　現地12月１日、カタール・ワールドカップの第３戦のクロアチア戦に臨んだベルギーは、後半に猛攻を仕掛けたがゴールを割れずにスコアレスドロー。もうひとつのカードでモロッコがカナダを下したため、モロッコとクロアチアの後塵を拝してグループＦ３位が確定した。
【動画】クロアチア戦の89分、ルカクが痛恨のチャンス逸！ 決定的な場面で胸トラップを…

　ベルギーにグッと流れを引き寄せたのは、ハムストリングの怪我でベンチスタートとなっていたFWルメル・ルカクだった。第２戦のモロッコ戦でも途中出場を果たしていた大エースだが、NHK解説の元日本代表FW佐藤寿人氏が指摘したように"試合感"が乏しかったか、ビッグチャンスで持ち前の決定力を発揮できなかった。

　渾身の右足ショットがポストを叩き、最終盤には押し込むだけの決定的なチャンスで胸トラップをミス……らしくないプレーを繰り返してしまった。

　試合終了と同時に、日本のツイッター上では「ルカクまじ」がトレンドワード入り。
 

「ルカクまじでどした」
「これルカクまじ悔しいやろな」
「ルカクまじかって何回言っただろう」
「ルカクまじでついてなさすぎるわ」
「ルカクまじかわいそうすぎ」
「ルカクまじで帰国した時に国民にやられへんか心配やな」

　などなど、サッカーファンからの悲痛な叫びが殺到した。

　ピッチ上に立ち尽くして顔を覆ったルカク。まだ29歳、４年後の檜舞台でのリベンジに期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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