【横浜FC】中村俊輔がトップチームのコーチに就任! 長きにわたり日本の「10番」を背負い活躍した稀代のレフティ

2022年11月25日 サッカーダイジェスト編集部

「指導者から頂いた言葉や教えは大きな糧。そのような働きができるよう努めてまいります」

横浜FCは中村俊輔のトップチームコーチ就任を発表した。写真:田中研治(サッカーダイジェスト写真部)

 横浜FCは11月25日、2022シーズン限りで現役を引退した中村俊輔が来季からトップチームのコーチに就任することを発表した。
 
 中村は1997年に桐光学園高を卒業後、横浜マリノス(現・横浜F・マリノス)に加入し、以後はレッジーナ(イタリア)、セルティック(スコットランド)、エスパニョール(スペイン)と欧州クラブを渡り歩いた。その後、2010年に横浜に復帰。17年には磐田に新天地を求め、19年途中から横浜FCに所属していた。
 
 Jリーグでは史上初の2度のMVP受賞(2000年、2013年)、セルティックでも2006-07年シーズンにスコットランドプロサッカー選手協会のメンバーの投票による年間最優秀選手に選ばれた。日本代表としては通算98 試合・24 得点。ワールドカップは06年、10年と2大会連続で出場するなど、長きにわたり日本の「10番」を背負い活躍した。
 
 中村はトップチームコーチ就任に際して、クラブの公式HPを通じて次のようにコメントした。
 
「2023シーズンより横浜FCトップチームコーチに就任し、指導者の道を歩ませていただきます。来季も横浜FCの一員として戦えることを大変嬉しく思います。指導者の方々から頂いた言葉や教えは、私のサッカー人生の中で、大きな糧となりました。私もそのような働きができるよう努めてまいります。今一度、サッカーとゼロから向き合い、様々なことに挑戦し失敗と成功を繰り返し、成長できればと考えております」

 指導者としての中村の活躍にも注目だ。

構成●サッカーダイジェスト編集部

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