落選から4年、カタールでヒーローとなった浅野拓磨が思いを綴る「批判してくれてる方、感謝はしてないですが…」【W杯】

2022年11月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

南野拓実と鎌田大地も反応

途中出場から大仕事をやってのけた浅野。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 現地時間11月23日、カタール・ワールドカップ(W杯)のグループステージ(E組)第1戦で、日本は4度の優勝を誇るドイツと対戦した。

 33分にPKで先制を許すも、3バックに変更した後半に反撃に出るなか、75分に堂安律のゴールで同点に追いつくと、迎えた83分だった。

 板倉滉の縦パスに反応した浅野拓磨が、絶妙なトラップから一気にペナルティエリア内に侵入。最後はニコ・シュロッターベックに身体を寄せられながらも、GKマヌエル・ノイアーの頭上を抜く技ありシュートを放ち、鮮やかにネットを揺らした。
【動画】華麗なトラップから衝撃ゴラッソ!ドイツを葬った浅野の決勝弾をチェック ※投稿の白地部分をクリック

 白熱の一戦はこのまま2-1でタイムアップ。森保ジャパンが大国ドイツから歴史的勝利を収めた。

 大番狂わせの立役者となった浅野は、試合終了からほどなくしてツイッターを更新。次のような熱いメッセージを発信した。
 
「この日、この瞬間のためだけに4年半前から準備してきた。悔しいことも嬉しいこともムカつくことも全てが今日、この瞬間に繋がってる。応援してくれてる方、本当にありがとうございます。批判してくれてる方、感謝はしてないですがそれも今日に繋がってます。まだまだここから頑張ります。感謝」

 28歳の快速ストライカーは、前回のロシア大会では最終予選でW杯出場に導くゴールを挙げながら、本選のメンバー入りならず。悔しさを味わっただけに、今回の活躍に喜びもひとしおだ。

 投稿には称賛のコメントが続々と寄せられるなか、チームメイトも反応しており、南野拓実はハートや力こぶの絵文字を送り、鎌田大地はユーモアたっぷりに「タッコエ」と綴っている。

 今大会の前には大怪我に見舞われ、一時はカタール行きが危ぶまれたが、必死のリハビリで何とか大舞台に間に合わせた。いくつもの逆境を跳ね除け、這い上がってきた浅野は、今後も森保ジャパンに歓喜をもたらせるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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