「素晴らしい男。信じられないほど信頼できる」4度目のW杯に挑む長友佑都をインテル時代の恩師が激賞!「カッサーノやミリートが彼をめちゃめちゃに…」

2022年11月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

「日本ではアイコンだ」

7年に渡って名門インテルで活躍した長友。(C)Getty Images

 7年という長期にわたり、イタリアの名門クラブのユニホームを纏うのは並大抵のことではない。

 日本代表の長友佑都は、2011年1月から所属したインテルで公式戦210試合に出場した。何度となく出場機会減少や放出が騒がれたが、苦境に陥るたびにポジションを奪い返し、2017-18シーズン途中にガラタサライに移籍するまで、セリエAを代表するチームで戦い続けた。

 世界的な名手たちとプレーし、コッパ・イタリアのタイトルを獲得しただけではない。元オランダ代表のヴェスレイ・スナイデルや元イタリア代表のアントニオ・カッサーノなど、世界的なトップクラスの選手たちと親交を深めた長友の"人間力"は周知のとおりだ。
 
 当時のインテルは頻繁に指揮官が入れ替わったが、そのひとりであるアンドレア・ストラマッチョーニも、かつての背番号55に魅了されていた様子。イタリア『SPORTWEEK』で長友に賛辞を寄せた。

 2011-12シーズン終盤から2012-13シーズンまでインテルで指揮を執ったストラマッチョーニは、マテオ・コバチッチやマウロ・イカルディについて話してから、「ほかにカタール・ワールドカップに招集された中でつながりがあるのは?」と問われると、「ナガトモだね」と答えている。

「素晴らしい男だ。信じられないほどに信頼できる。それに日本ではアイコンだ。ウチではカッサーノや(ディエゴ・)ミリートが、ああいったジョークで彼をめちゃめちゃにしていたけどね」

 それから約10年、長友は日本代表の一員として戦い続け、フィールドプレーヤーでは日本人初となるワールドカップ4大会出場を果たそうとしている。カタールの地で、イタリアのメディアが再びスポットライトを当てるような活躍を長友が見せられるのを願うばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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