「ひどい、愚かな勝利」「老婆のようなサッカー」日本戦が近づくドイツ代表、オマーンにまさかの大苦戦で母国メディアが辛辣批判!

2022年11月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

「初の国際試合でドイツを大きな不名誉から救った」

オマーン戦のドイツ代表のスタメン。故障を抱えるミュラーの不在はやはり大きいか。(C) Getty Images

 11月23日に行なわれる日本代表とのカタール・ワールドカップ初戦に向けて、不安を残す結果となった。

 ドイツ代表は現地11月16日に、敵地マスカットでオマーンとのテストマッチを開催。W杯前最後の実戦の場で、FIFAランキング75位(ドイツは11位)の相手にまさかの大苦戦を強いられた。前半は攻めあぐね、後半に入って80分に途中出場のFWニクラス・フュルクルクが代表デビュー戦ゴール決めて何とか白星を手にしたものの、カウンターから何度かピンチを招くなど、冷や汗ものの勝利だった。

 この結果をドイツのメディアも酷評している。『Bild』紙は「オマーン戦、ひどかった!」「ワールドカップのテストで愚かな勝利」と辛辣な見出しを打ち、こうこき下ろしている。
 

「皮肉なことに、ブレーメンのストライカー、ニクラス・フュルクルク がオマーン戦で唯一のゴールを決め、初の国際試合でドイツを大きな不名誉から救った。しかし、それ以外の点では、世界ランキング75位のオマーンとの試合はほとんど老婆のようなサッカーだった」

 同紙は「水曜日、日本とのワールドカップ初戦では、もっと多くのことをしなければならない」と奮起を促している。
    
 この試合を見る限り、日本にも付け入る隙は十分にありそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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