「まだまだ未熟。指導者の難しさを痛感」磐田の中山雅史コーチが契約満了で退任「次のステージにチャレンジ」と決意

2022年11月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

「力が無いのであれば、力を付けるために挑戦と努力を」

磐田を退団することになった中山コーチ。写真:田中研治(サッカーダイジェスト写真部)

 ジュビロ磐田は11月13日、中山雅史コーチが契約満了により退任することを発表した。

 クラブOBの中山は昨年にコーチに就任。チームのJ1昇格を支えたが、残留を果たせなかった今季限りで退団することになった。

 クラブの公式HPを通じて、中山は次のようにコメント。

「2022シーズンをもって、ジュビロ磐田を退団することを決めました。今シーズンは、J1残留を目指してチーム一丸で戦ってきました。しかしながら結果が伴わず、日々応援していただいている、ファン・サポーターの皆様、スポンサーの皆様、関係者の皆様のご期待に沿えず、その責任を強く感じております。

 この2年コーチとして監督をサポートしてきたつもりですが、まだまだ自分自身が未熟で足りないことが多すぎで、指導者の難しさを痛感しました。力が無いのであれば、力を付けるために挑戦と努力をし続けなければならないと思っております。
 
 この悔しい思いを忘れずに、また、指導者の道が本当に自分に合っているかも含めて、次のステージにチャレンジしようと思います。今後とも、ジュビロ磐田を応援してください。ありがとうございました」

 レジェンドの退任の一報に、クラブの公式ツイッターには「本当にありがとうございました」「隊長らしいコメント」「もう泣きそうです」「悲しいお知らせが続くなあ」「正しい判断をしたと思う」「またジュビロに戻って来るのを待ってます」といった声が上がった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】敵地アイスタに駆けつけたジュビロ磐田サポーター!
 
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