上田綺世がGKシュミットの牙城を破り、2戦連発の今季7点目となる決勝弾! サークル・ブルージュがSTVVとの日本人対決を制す

2022年11月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

ベルギーの日本人対決は白熱した勝負に

STVV戦で決勝点を叩き出した上田。写真:Panoramic/アフロ

 現地時間11月12日、ベルギーリーグ第17節のシント=トロイデン(STVV)対サークル・ブルージュが行なわれ、ともにカタール・ワールドカップに臨む日本代表に選出されたシュミット・ダニエルと上田綺世の対決が実現した。

 STVVはGKシュミット、FW岡崎慎司、FW林大地が先発し、DF橋岡大樹はベンチスタート。サークル・ブルージュのFW上田がスタメン出場を果たした。

 前半から攻守が目まぐるしく入れ替わる展開のなか、前線の林と上田を中心に両チームがそれぞれ見せ場を作る。しかし、お互いに得点を奪うまでには至らず、前半はスコアレスで終えた。
 
 そして、69分に試合が動く。流れがややホームのSTVVに傾きかけたなか、最終ラインからのパスをフリックしたデンキーからのパスに反応して上田が裏に抜け出す。そして後方からDFのプレッシャーを受けながらも右足を振り抜き、シュミットが守るゴールのネットを揺らした。24歳とストライカーは、これが前節のルーベン戦に続くリーグ戦2試合連続ゴールで、今季7点目となった。

 84分にはSTVVのFWカヤが暴力行為で一発退場となり、後半アディショナルタイムにはサークル・ブルージュのシルバ・ロペスも2枚目のイエローカードで退場するなど波乱も。だが、ホームチームの攻勢を最後まで撥ね返し続けたサークル・ブルージュが1点を守り切り、勝利を収めた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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