「脳震とうを起こしたが、回復に向かっている」頭を強打した遠藤航の状態をシュツットガルト監督が明かす「彼の不在はつらい」

2022年11月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

試合中に頭を強打し、緊急搬送されていた

カタールW杯の日本代表に選出されている遠藤。復帰が待たれる。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 シュツットガルトに所属する日本代表MF遠藤航の怪我について、ミヒャエル・ヴィマー監督が回復していると述べた。ドイツ紙『BILD』など複数のメディアが報じている。

 現地11月8日に行なわれたブンデスリーガ第14節のヘルタ・ベルリン戦で、遠藤は試合中に相手選手と交錯。後頭部を強打してピッチに倒れ込み、担架でフィールドから出され、緊急搬送された。

 その後、クラブが「重度の脳震とうの可能性があり、病院で一夜を過ごして経過をみた」、頭蓋骨骨折などの「合併症はなく、深刻な状態にはならなかった」と発表。翌日の夜には退院したとみられている。
 
 その遠藤について、12日に行なわれる第15節レバークーゼン戦の前日会見で、ヴィマー監督は次のように語った。

「ワタルはあの日、一晩入院していくつかのメディカルチェックが行なわれた。検査は問題なかったと聞いている。あのとき意識を失い、脳震とうを起こしたが、回復に向かっている。昨日はわずかな時間だったが、トレーニングにも顔を出した。我々は彼がワールドカップに問題なく出場できることを祈っている」

 また、事前に発表されていた通り、遠藤がレバークーゼン戦を欠場すると改めて言及し、「彼の6番としてのプレーは本当に素晴らしい。チームのキャプテンであり、リーダーだ。不在はつらいが、彼のためにもチームは良いプレーを見せないといけない」と述べた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】日本代表のホームが堂々1位!英紙が選出したカタールW杯出場国の「ユニホームランキングTOP10」

【画像】伊藤洋輝も含めたシュツットガルトのメンバーが背番号「3」ユニホームを手に、遠藤へエール!
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事