「マエダの仕事ぶりは誰にも劣らない」一部から批判の前田大然を地元メディア&識者が擁護!「厳しすぎる。彼を支えよう」

2022年11月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

「アンジェのためならレンガの壁をも突き破って走る」

直近のマザーウェル戦では出場して4分で追加点を挙げた前田。(C)Getty Images

 カタール・ワールドカップに臨む日本代表メンバーに古橋亨梧が選ばれなかったことは、セルティックのファンやスコットランドのメディアを驚かせた。一部からは、チームメイトの前田大然が選出されたことを揶揄する声もあったという。

 だが、前田のセルティックに対する貢献度は確かなものだ。得点についても、リーグ戦では出場したここ4試合のうち3試合でネットを揺らしている。

 セルティック専門サイト『VITAL CELTIC』は11月10日、「マエダのチームのための仕事ぶりは誰にも劣らない」と、カタールへの切符を手にした日本代表ストライカーを擁護した。

「この男は、アンジェ(・ポステコグルー監督)のためならレンガの壁をも突き破って走るだろう。確かにフィニッシュがうまくいかないことはあるかもしれない。だが、それでも彼は今季4得点、4アシストであり、昨シーズンは1月に加入してから8得点、5アシストだ。悪い成績ではない」
 
 さらに、同メディアは、セルティックに関する本も出版しているポール・ジョン・ダイクスが「ダイゼン・マエダに対して厳しすぎるときがあると思う」と話したことも伝えている。

「今夜(9日のマザーウェル戦)はちょうど、彼に何ができるかを思い出させた。ポステコグルーが非常に高く評価している選手であることは明らかだ。日本の同僚から聞く限り、我々はまだベストの彼を見ていない。それが、彼が(代表に)選ばれ、キョウゴとハタテが選ばれなかったことに我々が驚いた理由なんだ。日本の多くの人やジャーナリストはそのことに驚かなかった」

 VITAL CELTICは「彼を支えよう。彼がチームにもたらせることがアンジェに見えていることは明白だ」と締めくくった。

「セルティックの一部ファンにそれが見えていないことがとにかく残念だ」

 指揮官もハードワークに賛辞を寄せた前田を評価する声は、確かにある。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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