「ハラハラドキドキされたと思います」神戸退団のGK飯倉大樹が“らしさ溢れる”ラストメッセージ!「親父の小言はここまで」

2022年11月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

ファンから感謝やエールが続々

神戸からの退団が決まった飯倉。写真:塚本凜平(サッカーダイジェスト写真部)

 ヴィッセル神戸は11月9日、今シーズンをもってGK 飯倉大樹選手との契約を終了すると発表した。

 横浜F・マリノスの下部組織出身の飯倉は、長年活躍した横浜から2019年7月に神戸に加入。同年にはクラブ初タイトルとなる天皇杯制覇に貢献した。今季も前川黛也らと定位置を争いながら、J1・14試合でゴールを守っていた。

 大胆な飛び出しや言動でも注目を集めた36歳の守護神は、退団に際し、らしさ溢れるコメントを残している。
 
「ヴィッセル神戸を愛する皆さん。お別れの挨拶をする時がきました。出会いの数だけ別れもあります。これは人生の法則です。前置きは良いので、本題に入ります。神戸に来て3年半が経ちました。皆さんは、僕の言動やプレーでハラハラドキドキされたと思います。そんな中、たくさん応援して頂き、本当に幸せでした。

 ヴィッセル神戸は、ワールドクラスの選手や日本代表の選手を多く揃え、日本サッカー界やファンを盛り上げるチームであります。素晴らしい選手とプレーし、タイトルを獲れたことを嬉しく思います。また、僕はヴィッセルの『スタイル』をつくりたいと思い来ました。ファン、サポーターが見ていて楽しく、勝っても負けてもこれが『ヴィッセルだ』と言えるものをつくりたかった。常に勝ち続ける為の『スタイル』をつくりたかった。

 今までチームに対して求め、発言してきました。誰かが言わないと変わらないし、きっかけにもならない。だから僕は言い続けてきました。親父の小言はここまでです。ヴィッセル神戸とファン、サポーター、一緒に戦った仲間が幸せであることを祈ってます。3年半ありがとうございました」

 ファンから愛された飯倉。SNS上は「飯倉選手に助けられたシーンは忘れません!」「感謝しかないです」「ハーフライン近くまでビルドアップ参加出来る勇気あるGKとして凄くカッコよかった」「次のクラブでも応援しています」といった感謝やエールで溢れている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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