「どこよりもチームとして輝く」横浜の3年ぶり5度目の優勝に、ブラジルメディアの日本通記者も賛辞!「すべての長所を備えたチャンピオン」

2022年11月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

「鹿島に次いで、日本で最も成功を収めたクラブとなった」

マスカット監督(中央)の存在も大きかったと言えるだろう。写真:田中研治(サッカーダイジェスト写真部)

 11月5日に行なわれたJ1リーグ最終節で、横浜F・マリノスはヴィッセル神戸に3-1で勝利し、3年ぶり5度目の優勝を決めた。

 この栄誉に、ブラジルメディア『globo』の日本通、チアゴ・ボンテンポ記者も目を細めている。「2位の川崎フロンターレがひとり少ない状態でFC東京に勝利する勇姿を見せたが、横浜もひるむことなく神戸に勝利し、タイトルを確定させた」と賛辞を贈った。

「シーズンを通して最も安定したチームである横浜F・マリノスは、終盤の3戦で早期優勝のチャンスを失った。それでも、最終節・神戸とのアウェー戦を勝利で締めくくって栄誉を手にしたのだ。勝てば優勝が決まるとはいえ、少なからず緊張も見られた。だが、彼らは堂々と勝利を収めたのだ」
【J1第34節PHOTO】神戸1-3横浜|横浜F・マリノスが歓喜の優勝セレモニー!!
 そして、横浜が見せた今季の強さについて、こう綴っている。

「マリノスは、アンジェ・ポステコグルー監督がもたらした成功を、同じオーストラリア人監督ケビン・マスカットが引き継ぎ、8回の優勝経験を持つ鹿島アントラーズに次いで、日本で最も成功を収めたクラブとなった。最高の攻撃と最高の防御を備えた、すべての長所を備えたチャンピオン。スター選手や個人のハイライトが無いにもかかわらず、誰よりも、どこよりも、チームとして輝いていた」

 前田大然ら何人かの主力候補がチームを去ったが、優勝という大きな成果を出した横浜。ボンテンポ記者にはそのチーム力が眩しく映ったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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