【チャンピオンズ・リーグGS第3節】ここまで未勝利のアーセナルが最強バイエルンを止めた!! etc.

2015年10月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

バルサは勝点を積み上げ、ゼニトは唯一の全勝をキープした。

国内リーグ2連勝の勢いで、アーセナルは現時点で最強とも言えるバイエルンにも土をつけた。 (C) Getty Images

 10月20日、チャンピオンズ・リーグはグループステージの第3節を迎え、4グループ8試合が欧州各地で行なわれた。
 
 最も注目を浴びた、グループFのアーセナルとバイエルンの対決は、予想外と言ったら失礼かもしれないが、前者が勝利。ここまで2敗を喫していたアーセナルは、最大の難敵をホームに迎えてついに勝点3を手にした。
 
 バイエルンは、今シーズンの公式戦では初黒星。勝利の以外の結果となったのは、8月1日のDFLスーパーカップ・ヴォルフスブルク戦(1-1→PK戦4-5)以来のことである。
 
 グループEでは、バルセロナがイバン・ラキティッチの2ゴールでしっかり勝点3を積み上げたが、一方のレバークーゼン対ローマは激しい点の取り合いとなり、ホームチームが2点先取も、ローマは4点を奪って逆転、しかし守り切れず……両チームにとって勝点3を取り損なうかたちとなった。
 
 グループGのチェルシーは、アウェーでディナモ・キエフと引き分け、2位浮上とはならなかった。ちなみにスコアレスドローという結果は、今シーズンのグループステージでは初めてのことである。
 
 最後にグループHでは、ゼニト・サンクトペテルブルクがリヨンを3-1で下し、3節を終えたチームのなかでは唯一全勝をキープしている。
 
 また、バレンシアはヘントに2-1で勝利したが、いずれもオウンゴールという珍しい事象が起こった。
 
◇グループE
BATEボリソフ 0-バルセロナ
得点:ラキティッチ(48分・64分)
 
レバークーゼン 4-ローマ
得点:レ=エルナンデス(4分・19分)、カンプル(84分)、メーメディ ロ=デ・ロッシ(29分・38分)、ピャニッチ(54分)、ファルケ(73分)
 
順位
1位 バルセロナ 勝点7
2位 レバークーゼン 勝点4
3位 BATE 勝点3
4位 ローマ 勝点2
 
◇グループF
アーセナル 2-バイエルン
得点:ジルー(77分)、エジル(90+4分)
 
ディナモ・ザグレブ 0-オリンピアコス
得点:イディエ(79分)
 
順位
1位 バイエルン 勝点6
2位 オリンピアコス 勝点6
3位 アーセナル 勝点3
4位 D・ザグレブ 勝点3
 
◇グループG
ポルト 2-マッカビ・テルアビブ
得点:アブバカル(37分)、ブライミ(41分)
 
ディナモ・キエフ 0-チェルシー
 
順位
1位 ポルト 勝点7
2位 D・キエフ 勝点5
3位 チェルシー 勝点4
4位 M・テルアビブ 勝点0
 
◇グループH
ゼニト・サンクトペテルブルク 3-リヨン
得点:ゼ=ジューバ(3分)、フッキ(56分)、ダニー(82分) リ=ラカゼット(49分)
 
バレンシア 2-ヘント
得点:バ=オウンゴール(15分・72分) ヘ=フォケ(40分)
 
順位
1位 ゼニト 勝点9
2位 バレンシア 勝点6
3位 ヘント 勝点1
4位 リヨン 勝点1
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