現地時間11月２日に行なわれた英チャンピオンシップ（イングランド２部）の第19節サンダーランド戦で、ハダースフィールドに所属する日本代表DF中山雄太が負傷したようだ。クラブ公式Twitterならびに複数の現地メディアが報じている。

　左SBで先発した中山だが、前半アディショナルタイムに相手選手と交錯して負傷。ピッチの外に出たあとはプレー再開とはならず、後半は出場しなかった。

　現地紙『Yorkshire Live』は、「ハーフタイム前に膝か足首をひねったように見えた彼が、担架で運ばれていくのを見た時は胸が張り裂けそうになった」と伝えている。また、試合後の記者会見では、マーク・フォザーリンガム監督が「怪我については調査中。明日には詳細が分かるだろう」とコメントし、２日以内には状態が公表されると見られる。
 

　現地メディア『Football League World』は「この試合でFWベン・ジャクソンとDFユウタ・ナカヤマを失うという忘れられない試合になってしまった。悲劇だ。ナカヤマはハーフタイム前に相手選手と衝突して退場せざるを得なくなり、17キャップを持つ日本代表として、カタール・ワールドカップへの出場は間違いなく危うい」と嘆き節。また、中山は右足を補強した状態でスタジアムを去ったと綴っている。

　森保ジャパンの一員としてカタール行きが決まっている中山。怪我の状態が懸念される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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