ソン・フンミン負傷退場で窮地のトッテナム、劇的逆転勝利で首位通過!マルセイユは先制もGS敗退【CL】

2022年11月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

前半アディショナルタイムにホームチームが先制

ボールを競り合うケイン(左)とゲンドゥジ。(C)Getty Images

 現地時間11月1日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第6節で、4チームすべてにグループステージ突破の可能性が残る大混戦のD組では、1位のトッテナム(勝点8)と4位のマルセイユ(同6)が前者のホームで対戦した。

 序盤からペースを握ったのは、決勝ト―ナメント進出には勝つしかないマルセイユだ。開始3分に際どいヘディングシュートを放ったFWサンチェスを中心に、ゴールに迫る。

 前節に退席処分となったコンテ監督がベンチに入れないトッテナムは、29分にさらなるアクシデントが発生。競り合いの際に敵DFムベンバの肩が頬に入ったソン・フンミンが交代を余儀なくされる。

 迎えた前半アディショナルタイム2分、マルセイユはショートコーナーからDFムベンバが打点の高いヘッドでネットを揺らし、先制ゴールを挙げる。
 
 負ければ敗退となるアウェーチームは、前半終了間際にケイン、ホイビュアが立て続けにチャンスを迎えるも決めきれない。

 それでも後半に入って54分、セットプレーからペリシッチのキックにDFラングレがヘッドで合わせ、同点に追いつく。さらに83分にもチャンスを迎えるも、ホイビュアのシュートはバーに阻まれる。

 迎えた後半アディショナルタイム5分、トッテナムはカウンターからホイビュアが決めて、2ー1で劇的勝利。窮地を切り抜け、首位での決勝トーナメント進出を決めた。一方のマルセイユはグループステージ敗退となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
【画像】ソン・フンミンが顔面を負傷した接触シーン

次ページ【画像】ソン・フンミンが顔面を負傷した接触シーン

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事