「少し不公平だったと思う」ポステコグルー監督が古橋亨梧の起用法について見解「同じ過ちを繰り返すわけにはいかない」

2022年11月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

リビングストン戦のゴールで今季公式戦9点目

古橋に対し、ポステコグルー監督は「今季も大きな脅威となる」と信頼を寄せる。(C)Getty Images

 セルティックのアンジェ・ポステコグルー監督が、日本代表FW古橋亨梧の起用法について言及した。

 現地時間10月30日に行なわれたスコットランドリーグ第13節でセルティックはリビングストンと対戦し、3-0で快勝した。この試合に先発した古橋は、9分に左足で豪快なシュートを叩き込み、先制ゴールを奪取。チームのリーグ戦5連勝に貢献した。

 公式戦9ゴール目を奪ったストライカーはこれが、4試合ぶりのスタメン出場だった。今季はギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキスとの併用で、ベンチスタートなる試合も少なくない。

 スコットランド紙『Glasgow Times』によると、ポステコグルー監督は古橋の起用法について、「我々は彼に対して少し不公平だったと思う。ストライカーとして、多くの試合を連続してプレーしたいだろう」と述べた。
 
「昨年の今頃は、彼は毎週のように得点していた。なぜなら、毎週プレーしていたからね。しかしその後、彼はハムストリングを痛めてしまい、2か月間離脱しなければならなかった。

 今年は同じ過ちを繰り返させるわけにはいかない。我々には彼とギオルゴスがいるので、どちらを起用してもゴールを奪える。チームのパフォーマンスのためには、2人の能力を最大限に引き出す必要があると考えている。

 指揮官は昨シーズンの反省を活かし、2人のストライカーをローテーションで起用し、コンディションを維持していると明かした。また、古橋への信頼も口にしている。

「キョウゴにとっては試合に出たり出なかったりするのは、助けになっていないかもしれないが、彼は質の高いストライカーだ。昨シーズンも脅威だったし、今季も大きな脅威となるだろう。彼は常に向上している」

 出場した直近の3試合で、2ゴールと調子を上げている古橋。11月1日に発表されるカタール・ワールドカップの日本代表メンバー入りにも期待がかかる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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