バンディエラが選手生活を終える。

　柏レイソルは10月31日、MF大谷秀和の現役引退を発表した。

　37歳の大谷は柏のU-15、U-18を経て2003年にトップチームに昇格。11年のJ１優勝など多くのタイトル獲得に貢献してきた。20年の現役生活で、ここまでJ１で383試合に出場し20得点、J２では94試合で３得点を挙げた。

　引退にあたり、大谷は自身のインスタグラムに1200字超のメッセージを投稿。ファン・サポーターへの感謝や、「何か突出した能力があるわけではない自分ですが、とにかく頭で考えてチームが何を求めているか監督がどうして欲しいか味方をどうすれば助けられるか相手はどうされたらイヤか。考えることをやめずに相手と駆け引きしてきたからこそ続けてこれたと思っています」などとコメントした。
 

　バンディエラの引退発表に、柏の公式ツイッターでは「流山の誇りです」「感謝してもしきれません」「間違いなく柏のレジェンドです」「最高のキャプテン」「プロとしての決断は立派だと思いますし、ただただ感謝しかありません」ミスター・レイソルだよねぇ」「ほんとにありがとう」などの声が上がった。

　また、元日本代表MF水野晃樹（はやぶさイレブン）も「柏レイソルを語るのにこの男なしでは語れない。柏レイソル一筋と言うのは簡単だけど、これは本当に凄いこと。したくても出来ることじゃないことを、理解してほしい。タニお疲れ様」とコメントした。

　大谷にとって現役ラストマッチとなる今季最終節の湘南戦は、11月５日にホーム・三協フロンテア柏スタジアムで実施。試合後にはセレモニーが行なわれる予定だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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