【J1採点&寸評】G大阪2-0磐田|先制弾のアタッカーがMOM。交代的中の指揮官も高評価

2022年10月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

G大阪――途中出場の食野とパトリックが勝負強さを発揮

【警告】磐田=山本康(90+1分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】食野亮太郎

[J1第33節]G大阪2-0磐田/10月29日/パナソニックスタジアム吹田

【G大阪|採点】
スタメン)
GK
東口順昭 6
DF
髙尾 瑠 6
三浦弦太 6.5
昌子 源 5.5
黒川圭介 6
MF
山本悠樹 6.5
ダワン  6(72分OUT)
小野瀬康介 5.5(59分OUT)
ファン・アラーノ 6(90+2分OUT)
FW
レアンドロ・ペレイラ 5.5(59分OUT)
宇佐美貴史 6

途中出場)
FW
パトリック 6.5(59分IN)
FW
食野亮太郎  7(59分IN)
MF
齊藤未月 6(72分IN)
DF
クォン・ギョンウォン -(90+2分IN)

監督)
松田浩 7
【G大阪|寸評】
 引き分け以下でも苦しくなる背水の陣で挑んだ一戦は、拮抗した展開で進んだが選手交代のカードの質が勝敗を左右。途中出場の食野とパトリックが勝負強さを見せて磐田を振り切った。

 守備時にはブロックを形成する磐田に対して3試合連続の先発となる宇佐美が攻撃の起点として工夫を見せ、前半は鋭い突破から決定機を演出。一方で、磐田に先手を取られることを警戒していた守備陣も三浦やダワンが粘りを見せ、3試合連続での無失点に貢献した。決して決定機自体は多くなかった一戦で輝きを見せたのは途中出場の食野。サイドハーフとして投入されたが、得点場面ではバイタルに侵入し、見事な一振りでチームに勢いをもたらすと、やはり途中出場のパトリックが豪快なバイシクルで磐田の息の根を止めた

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定したこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

次ページ磐田――勝負どころでのツメが甘く痛恨の敗戦

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