Jリーグは10月29日、J１第33節の９試合を開催。J１優勝争いの行方は最終節に持ち越しとなった。
 
　勝点62で首位に立つ横浜は、ホームで浦和レッズと対戦。このゲームに勝って、２位川崎が引き分け以下で優勝が決まる重要な一戦に。試合は立ち上がりこそ、相手にチャンスを作られたが、集中して守ると、17分にエウベルの得点で先制。さらに37分には、エウベルのシュートをGKが弾いたこぼれ球をアンデルソン・ロペスがゴールに押し込み、前半だけで２点をリードする。
 
　後半も勢いは止まらず。57分にエウベル、65分にA・ロペスが得点を重ね、４点差とする。67分にキャスパー・ユンカーに１点を返されるも、最後までリードを守り抜いた横浜が４－１で３試合ぶりの勝利を収めた。
 

　勝点２差（勝点60）で首位を追う川崎フロンターレは、序盤からテンポ良く繋いで主導権を握ると、20分に家長昭博のクロスをゴール前で収めたマルシーニョが冷静にゴールへ流し込み、先手を取る。しかし51分、小林祐希に直接FKを決められ、同点に追いつかれる。それでも終盤の83分にPKを獲得。これをキッカーの家長が冷静に沈めた。試合はこのまま終了し、川崎が２－１の勝利で３連勝を飾った。
 
　この結果、横浜と川崎が両チームともに勝利したため、勝点差は変わらず２のまま。J１優勝争いの行方は最終節に持ち越しとなった。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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