「忖度ないから」内田篤人が選ぶ日本代表のW杯メンバー26人は? まさかの選外とした常連組は…“やばい”3バック採用なら生き残る?

2022年10月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

4バック用と3バック用で人選に違いが

ワールカップメンバー26人を独自に選出した内田氏。(C)DAZN/Suguru Saito

 元日本代表DFの内田篤人氏がDAZNで配信中の冠番組『内田篤人のFOOTBALL TIME』で、カタール・ワールドカップの日本代表メンバー26人を独自に選出した。

 同番組の最新回では、内田氏と同期で横浜、愛媛、湘南、FC東京、町田でプレーした元GKの秋元陽太氏をゲストに迎え、アドバイスを聞きながら、予想ではなく好みの26人をセレクトした。

 まず内田氏は23人から26人への拡大で、「一発芸を持っている選手が入りやすい」とし、「残り10分、スピードが速いとか、ロングボールに対応してめちゃくちゃ背がでかいディフェンダーを入れるとか、そういうのはありえますよね」と述べた。

 まずGKは、秋元氏の確認を取りながら、「妥当なのはこの3人」として、権田修一、シュミット・ダニエル、川島永嗣を選出。正GKについては「シュミット君が面白い。この間(エクアドル戦)も良かった」と197センチの大型守護神を推した。

 DFは、吉田麻也、酒井宏樹、冨安健洋、長友佑都、伊藤洋輝、板倉滉を選び、「最後、残り10分、15分で勝ってて、3バックで跳ね返そうぜと言ったら、ここじゃね」と植田直通をチョイス。「でもなぁ、ナオ、この前クロスの対応がなぁ」と言いつつも、最終的には残した。

 MF/FWは、旗手怜央、田中碧、柴崎岳、遠藤航、守田英正、伊東純也、堂安律、鎌田大地、久保建英、三笘薫、原口元気、相馬勇紀、南野拓実、古橋亨梧、上田綺世、前田大然、大迫勇也の17人をセレクト。だが、ひとり多くなってしまったため、泣く泣く外したのは、なんと内田氏が可愛がっている南野拓実だった。

「タクミ、だってぇ……。こういうのは、俺はちゃんとするから。忖度ないから」
 
 ただ、これは森保ジャパンが基本とする4バックを想定したもの。内田氏は「4-3-3じゃドイツに勝てない。3バックならまだしも」 と話し、3バックのバージョンも選び直した。

 スタメンはGKがシュミット、3バックは右から冨安、吉田、板倉、右ウイングバックは酒井、左ウイングバックは三笘と長友で迷った末に後者を配した。
 
 ダブルボランチは遠藤と守田、前線はややいびつで、鎌田がトップ下、伊東は右ウイング、CFは大迫勇也とした。

 そして、バックアッパーは、GKに権田と川島、3バックに植田と伊藤、左ウイングバックに三笘と原口、ボランチに柴崎、トップ下に久保と田中、右ウイングに堂安、CFに前田と上田、「ユーティリティ枠」に旗手を選出。残り2人となり、まずCFの古橋を選んだ。

 最後の一枠は相馬と南野で迷い、「左はいるから」と4バックの時は外した後者を残した。結局、4バックバージョンとの違いは、相馬と南野の入れ替わりだけとなった。

 この3バックバージョンについて、「すごくいいと思います。この3バックやばくないですか。見たいですね」と秋元氏はから支持された内田氏は、こうプランを明かしている。

「後半勝負的なところはあります。ぶっちゃけ。前半は我慢。前半0-0なら『日本行けんじゃね』となる。ドイツからしたら『やべぇ、0-0だ』と。で、三笘くん入れて」

 日本代表のワールドカップメンバー26人は、11月1日に発表される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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