「ただのピエロ」「バカバカしい」マンUアントニーが見せた“機能性ゼロ”の謎プレーに批判殺到!指揮官は懲罰交代を否定

2022年10月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

新天地デビュー戦では空中で左足を振り振り

謎の2回転を見せ、批判されているアントニー。(C)Getty Images

 1億ユーロの男が、再び謎の動きを見せた。

 現地10月27日に開催されたヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ第5節で、マンチェスター・ユナイテッドはモルドバ王者のシェリフ・ティラスポリと、本拠地オールド・トラフォードで対戦。3-0の快勝を収め、初戦で久保建英を擁するレアル・ソシエダに敗れて以降、4連勝とした。

 この試合で、今夏にアヤックスから総額1億ユーロ(約140億円)とされる移籍金でユナイテッドに加入したアントニーがまさかのプレーを見せたのは、スコアレスで迎えた38分だった。

 敵陣右サイドでパスを受けた背番号21は、敵が寄せてこないのをいいことに、なんとボールを持ったまま、くるくるとその場で2回転。シェリフをあざ笑うかのようなトリックを見せた後、ペナルティエリア内へ斜めのパスを出したが、少し強くそのままゴールラインを割ってしまった。

 現地紙『Daily Mail』によれば、ユナイテッドのレジェンドOBポール・スコールズ氏は、後輩の奇怪なターンを糾弾。「何を意味するのか分からない。ちょっとした見せ場やエンターテインメントは好きだが、少なくともパスはちゃんとやるべきだ」とこき下ろした。

「この国も、どの国も、ブラジルでさえも。彼らはそんなものを見たいとは思わないだろう。私は技術やエンターテイメントを見たいんだ。それは技術でもエンターテイメントでもなく、ただのピエロだ。アヤックスでも何度も見てきたし、彼のやり方なんだろうけど、やめるべきだ」
【動画】全くもって無意味!アントニーが唐突に見せた衝撃のターン
 批判的な意見を寄せるOBはスコールズ氏だけではない。ロビー・サベージ氏が「バカバカしい。あんな真似をしておいて、ボールを外に出してしまうなんて、恥ずかしいだろ!もし私が監督だったら嬉しくないだろうね」と吐き捨てれば、オーウェン・ハーグリーブス氏もこう指弾した。

「1回転はいいよ。2回転目は? 私たちはスキルを見たいし、それが大好きだ。だが、あくまで機能性を伴ったスキルの話だ。彼が何を得ようとしているのか分からない。まあオールド・トラフォードで人々に見せたいんだろう。この国はそういうのを見たくないと思うよ」

 なお、22歳のレフティはマーカス・ラッシュフォードと代わり、前半のみでピッチを後に。懲罰交代との見方もあるなか、エリク・テン・ハーフ監督はその事実を否定。「多かれ少なかれ、計画的だった。クリスティアーノ(ロナウド)とマーカス・ラッシュフォードが右サイドでプレーしているところを見たかった。それが理由の1つだ」と語っている。

 新天地デビューを飾った先月4日のアーセナル戦(3-1)でも、唐突に空中で左足を振り振りさせたアントニー。今後も予想だにしない動きで注目を集めそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】これぞ1億ユーロの動き?アントニーの全く無意味な"足フリフリ"をプレイバック

【PHOTO】絶世の美女がずらり! C・ロナウドの"元恋人&パートナー"たちを年代順に一挙公開!

【PHOTO】世界有数のスーパーカーがずらり! C・ロナウドの「愛車コレクション」を一挙公開!

次ページ【動画】全くもって無意味!アントニーが唐突に見せた衝撃のターン

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事