「これが今のチームの現実だ」バルサ指揮官シャビ、CLで2年連続GS敗退に落胆を隠せず。ペドリは苦しい心境を明かす「難しかった」

2022年10月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

「我々はバイエルンと対等に戦えなかった」

CLで2年連続のグループステージ敗退が決まり、落胆を隠せないシャビ。(C)Getty Images

 現地時間10月26日に行なわれたチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第5節(C組)で、バルセロナはバイエルンと対戦し、0-3の完敗を喫した。

 この試合の前に行なわれた同組のインテル対プルゼニ戦で、4ー0で大勝した前者がグループステージ突破を決めたため、バルサは試合前に敗退が決まった状態でこのホームゲームを迎えた。

 やはりモチベーションに影響があったのか。10分にサディオ・マネに先制ゴールを奪われると、31分にも被弾。後半アディショナルタイムにも失点し、なす術なく敗れた。

 試合後、バルサのシャビ監督は「ファンの無条件のサポートに感謝している。それにフィールド上で感謝の気持ちを示すことができなかったのは残念だ」と語った。スペイン紙『MARCA』が報じている。

「我々はバイエルンと対等に戦えなかった。相手のほうが上だった。何も非難することはない。これが今のチームの現実だ。チャンピオンズリーグと縁を切り、他の大会に臨まなければならない。明日はトレーニングをし、ラ・リーガのことを考えたい。シーズンはまだ続く。これは後退だが、我々はなぜこうなったのか分析し、自己批判をしなければならない」
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 そして、記者から「2年連続でグループステージ敗退は監督として、チームとして明確な失敗ではないか?」と問われると、このように述べた。

「外から見ればそう言われるのは分かる。だが、内部では昨年と今年と結果は同じでも、違う分析をしている。失敗は挑戦しない人のためにある。我々のプレーは、このレベルに達していなかった。この時点ではそういわざるを得ない。こうなったのは我々のミスが原因だ。今日も自分たちのミスに上手くいかなかった。結果としてそのミスが積み重なって敗退に繋がった。だが、ここで終わりではない。残されたタイトル獲得を目指して、すべてを捧げたい」

 スペイン代表のペドリも「僕らはチャンピオンズリーグを続ける資格がなかった」と肩を落とした。

 若きMFは「僕らは若いチームであり、改善の余地がある。素晴らしい選手も加入したが、多くのものを失っている。いくつかの試合では良かった面もあったが、チャンピオンズリーグで戦う準備ができていなかったのは明らか」と述べた後、「インテルが勝ったことを知って(敗退が分かって)からプレーするのは難しかった」と心境を吐露。それでも、「次はヨーロッパリーグですべてを出し切らないと」と前を向いた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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