「この日本人の夜ではなかった」CLでまた無得点の古橋亨梧に批判の声「多くのチャンスを逃した。悔いが残る」

2022年10月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

「大事なところで失敗」

決定的なチャンスを決めきれなかった古橋。(C)Getty Images

 追いつかれた後の好機を生かしていたら、何かが変わっただろうか。

 10月25日、チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第5節で、セルティックはシャフタール・ドネツクとホームで1-1と引き分けた。前半に先制したものの後半に同点とされ、初白星を挙げることができないまま、欧州最高峰の舞台におけるホームでのラストゲームを終えている。

 古橋亨梧と旗手怜央は先発出場し、それぞれ後半途中までプレー。一方、ベンチスタートだった前田大然は、65分から途中出場した。

 先週のリーグカップで久しぶりにゴールを決め、得点不足への批判に応えた古橋だが、ギオルゴス・ギアクマキスと同時先発出場したこの日はネットを揺らせず。63分にはギアクマキスのスルーパスからGKと1対1になる好機を迎えたが、シュートは相手守護神に阻まれた。

【動画】前田のボール奪取を起点に古橋が決めた久々のゴール…スタンドに謝るようなポーズも
 再び欧州の舞台で得点できなかったこともあり、古橋には厳しい声も寄せられている。

『THE SCOTSMAN』は採点記事で古橋を4点とし、「この日本人の夜ではなかった。たくさん走ったが、シャフタールの同点弾直後の機会で相手GKに弱いシュートをぶつけてしまい、大事なところで失敗。試合を通じてギアクマキスのセカンドバイオリンを務め、マエダと交代」と伝えた。

『Sun』も同じく4点をつけ「ギアクマキスの後ろという役割だったが、彼の夜ではなかった。60分過ぎのセーブされたチャンスが、試合を通じてボックス内での唯一のタッチだった」と報じている。

『GlasgowWorld』は5点という採点で、「彼のスタンダードからすればパッとしない出来だった。多くのチャンスを逃したことへの悔いが残る。またも最初のチャンスで失敗し、ギアクマキスからのパスでゴールに向けて抜け出た決定機を決められなかった」と批判的だ。

 また、セルティック専門サイト『CELTS ARE HERE』は7点と高い評価。それでも、「今夜の役割でユーティリティ性を示したが、GKと1対1になったチャンスを決めていたらどうなっていただろうか」と、やはり決定機を生かせなかったことへの不満をのぞかせている。

 グループ最下位での敗退が決まり、ヨーロッパリーグ出場も不可能となったセルティックは、11月2日のレアル・マドリーとのサンティアゴ・ベルナベウでの最終節で欧州での戦いを終える。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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