アーノルドを批判した元フランス代表DFにまさかの殺害予告。本人は「コメントの文脈が無視された」と主張

2022年10月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

「都合のいいように解釈したメディアには腹を立てている」

守備面の弱点がたびたびメディアや解説者から指摘されるアーノルド。(C)Getty Images

 リバプールのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドを批判したとして、元フランス代表DFのフランク・ルブーフ氏が殺害予告を受けているようだ。現地時間10月25日にフランス・メディア『RMC SPORT』が伝えている。

 リバプールで右サイドバックを務めるアーノルドは、右足から繰り出される高精度のキックを武器にアシストを量産しており、昨シーズンはDFながらリーグ2位となる12アシストを記録した。しかし攻撃面での才能を披露する一方で、守備面の脆弱さがメディアや解説者からたびたび指摘されている。

 記事によると、ルブーフ氏はそんなアーノルドの守備を「チャンピオンシップ(イングランド2部)レベルだ」と痛烈に批判。これをきっかけに炎上し、殺害予告を受けたという。

 しかしながらルブーフ氏は、「彼をチャンピオンシップの選手と比べてはいないし、そのような批判はしていない」と主張している。
 
「私の言葉を半分だけ取り上げて、都合のいいように解釈したメディアには腹を立てている。私は『トレント・アレクサンダー=アーノルド、この男が好きだ』と言ったんだ。彼の考え方、メンタリティ、攻撃的な姿勢が好きだとね。

 彼が攻撃面で脅威であるという事実を褒める一方で、守備面に関して批判するのは公平だろう。私が彼をチャンピオンシップの選手と比較したというのは嘘で、彼に対してそんな無礼な行為はしていない」

 またルブーフ氏は、「トレントに関するあのコメントは文脈を無視して取り上げられ、私が人種差別主義者と呼ばれる原因となり、SNSで殺害予告も受けている。それは不愉快だし、決して彼に対する個人攻撃ではない」とあらためて強調し、一刻も早い事態の収束を願った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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