ザッケローニ元日本代表監督が工藤壮人さんの早すぎる死を悼む。「献身的なプレーが目に焼き付いている」と初選出の2013年を回想

2022年10月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

JFAを通じてコメント「非常に驚いています」

元日本代表監督のザッケローニ氏が、工藤さんの早世を悼んだ。(C)SOCCER DIGEST、(C)Getty Images

 日本サッカー協会(JFA)は10月23日、水頭症により32歳の若さで亡くなったFW工藤壮人さんの訃報を受け、アルベルト・ザッケローニ元日本代表監督のメッセージを発表した。

 ザッケローニ氏は、JFAを通じて、「工藤壮人選手の突然の訃報に接し、非常に驚いています。ここに謹んで哀悼の意を表します」とコメント。続けて、工藤さんの日本代表時代を振り返り、早すぎる死を悼んだ。
 
「彼の日本代表チームへの貢献、特に2013年の東アジア選手権での献身的なプレーが目に焼き付いています。日本代表は私の第二の家族です。彼のご家族や全ての関係する人たちと共にありたいと思います」

 柏レイソル下部組織出身の工藤さんは、2009年にトップチームに昇格。2016年には、カナダのバンクーバー・ホワイトキャップスに移籍し、海外でのプレーも経験した。その後、サンフレッチェ広島、レノファ山口、ブリスベン・ロアー(オーストラリア)と渡り歩き、今シーズンからはJ3のテゲバジャーロ宮崎に在籍していた。
 
 また、日本代表にはザッケローニ監督時代の2013年に初選出。同年の東アジア選手権では全3試合に出場し、中国戦で国際Aマッチ初出場、初得点をマークするなど、大会初優勝に貢献した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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