横浜FCは10月23日、J２最終節でロアッソ熊本と対戦し、４－３で勝利を収めた。

　開始５分に先制される展開のなか、20分に小川航基が同点ゴールを奪う。しかし、46分に杉山直宏、47分に髙橋利樹と立て続けにネットを揺らされ、２点のビハインドを負う。それでも54分に小川、82分にガブリエウがゴールを決めて追いつくと、終了間際にマルセロ・ヒアンが値千金弾を奪い、横浜FCが逆転で白星を飾った。
 

　この試合は、18日に今シーズン限りでの引退を発表した横浜FC、中村俊輔の現役ラストマッチ。熊本のホーム・えがお健康スタジアムで行なわれたゲームは、今季最終戦であることも含めて注目の一戦となり、チケットは全席種完売となっていた。

　そして試合の後半、会場の電光掲示板に表示された入場数は、２万1508人。多くの観客が日本のレジェンドの最後のプレーを目に焼き付けた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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