現地時間10月20日、アストン・ビラの監督を解任されたスティーブン・ジェラード氏が、自身のSNSで複雑な胸中を明かした。

　ジェラード氏は、昨年11月にアストン・ビラの指揮官に就任。２シーズン目を迎えた今シーズンは開幕から11試合で２勝３分け６敗と低迷を続け、17位に沈んでいた。

　20日のフルアム戦に０－３で敗戦した直後に、クラブが公式サイトで解任を正式発表。「スティーブンのハードワークと献身に感謝するとともに、彼の今後の活躍を祈る」とのコメントを残した。
 

　一方、ジェラード氏も21日に自身のインスタグラムを更新し、心境を述べている。

「アストン・ビラに関わるすべて人のサポートに感謝したい。個人的に取締役会、選手、そしてすべてのスタッフのハードワークに感謝したい。

　ファンに対しては、最終的にうまくいかず残念だが、私をクラブに迎え入れ、難しい時期にもチームを後押しし続けてくれたことに感謝する。アストン・ビラは特別な歴史を持つクラブで、私はその記憶に残る功績を取り戻したいと強く願っていたが、残念ながらそれは実現できなかった。クラブに関わる全ての人の今後の活躍を祈っている」

　監督の後任候補には、昨季までパリ・サンジェルマンで指揮を執ったマウリシオ・ポッチェティーノ氏や先月にチェルシーの監督を更迭されたトーマス・トゥヘル氏らが名が挙がっているが、はたしてどのような展開を迎えるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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