「愛すべき人間だった」工藤壮人の訃報にカナダ&オーストラリアのファンからも悲しみの声が続々「サッカーの神様は何をしてるんだ」

2022年10月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

ブリスベン・ロアーは喪章をつけ、試合前に黙祷を捧げた

工藤の早すぎる逝去を惜しむ声が続々と寄せられている。(C)Getty Images

 10月21日、J3のテゲバジャーロ宮崎は、元日本代表FW工藤壮人が亡くなったとクラブ公式サイトで報告した。32歳だった。

 この訃報は海外にも届けられ、かつて工藤がプレーしたカナダのバンクーバー・ホワイトキャップスと、オーストラリアのブリスベン・ロアーが公式サイトで追悼を意を示している。

 V・ホワイトキャップスは「彼は知り合ったすべての人に愛されていた。優しく、気品があり、その笑顔はいつも皆を明るくしてくれた」と人柄を偲んだ。

 また、B・ロアーは22日に行なわれた試合で選手・スタッフが喪章をつけ、試合前には黙とうを捧げた。そして公式HPではウォーレン・ムーン監督のコメントを発表。指揮官は「毎朝いつもにこやかな笑顔でトレーニングに参加していた。素晴らしい性格の持ち主で、深い悲しみを抱いている。彼の奥様、そして幼い娘さんに心よりお悔やみ申し上げ、その心に寄り添いたい」と綴っている。
【画像】2クラブが投稿した工藤への哀悼の意。現地サポーターからも悲しみの声が溢れる
 

 また、現地サポーターからも悲しみの声が寄せられている。

 V・ホワイトキャップスのサポーターは、公式SNSの発表に対して「愛すべき人間だった」「彼と家族で写真を撮ってもらったんだ。本当に良い人だった」「涙が溢れる」「この世から去るには若すぎるよ」「彼はいつもフィールド上で全力だった。僕らを楽しませてくれた」といった声が続々と上がった。

 さらにB・ロアーのサポーターも「彼はチームのためにすべてを捧げる男だった。選手たちのリスペクトを集めていた」「悲しすぎるニュースだ」「心からお悔やみを申し上げる。本当につらい」「まだ32歳だぞ。早すぎる。サッカーの神様は何をしてるんだ」など惜しむコメントを寄せた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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