サンフレッチェ広島は10月22日、ルヴァンカップ決勝でセレッソ大阪と対戦し、劇的な展開から２－１の逆転勝利。大会初優勝を飾った。

　試合は53分、佐々木翔のバックパスが短くなったミスを突かれ、加藤陸次樹に決められ先制を許す。それでも終了間際の90＋６分に途中出場のピエロス・ソティリウがPKでネットを揺らすと、90＋11分にもソティリウが劇的な決勝ゴールを挙げ、タイトルをもぎ取った。

　試合後のフラッシュインタビューで佐々木は、「本当に仲間に助けられました。厳しい試合だったですけど、最高に嬉しいです！」と声を詰まらせながら涙を拭った。そのうえで、サポーターに向けて感謝の想いを口にした。
 

「最高のチームです。広島のファンがいたからこそ、ここまで来れたと思うので、ありがとうございます。おめでとうございます。本当にハラハラしましたけど、みなさんのおかげでタイトル獲れました。チームを称えてやってください。ありがとうございました」

　16日に行なわれた天皇杯決勝では、ヴァンフォーレ甲府にPK戦の末に敗れた広島。その悔しさをバネに激闘を制し、栄冠を手にした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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