「アーセナルで1対1に最も優れたDFだ」“欧州で一番好調なFW”を封じた冨安健洋をレジェンドOBが絶賛!「空中戦での支配力を見てくれ」

2022年10月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

ジャカの決勝点をアシスト

ELのPSV戦で攻守に躍動した冨安。(C)Getty Images

 アーセナルの黄金期を築いたレジェンドDFの賛辞は、冨安健洋の後押しとなるだろうか。

 10月20日、冨安はヨーロッパリーグ(EL)第2節延期分のPSV戦で、右SBとして先発出場し、76分までのプレーで決勝点をアシストするなどインパクトを残した。

 今シーズンのプレミアリーグ初先発となった9日のリバプール戦で、左SBとしてモハメド・サラーを封じて称賛された日本代表DFは、同じく左SBで先発出場した16日のリーズ戦では、一部から厳しい評価も下されていた。

 それでも、この日のPSV戦では、今季公式戦19試合で13得点・11アシストのコディ・ガクポをシャットアウト。さらに70分には右からのクロスでグラニト・ジャカの決勝点をお膳立てし、攻守両面で1-0の勝利に貢献している。
 
『THE BOOT ROOM』によると、アーセナルのOBであるマーティン・キーオンは、『BT Sport』で「おそらくトミヤスは1対1の状況においてアーセナルで最も優れた純然たるディフェンダーだ」と賛辞を寄せた。

「空中戦での支配力を見てくれ。本当に大きな選手だ。本当にうまく(ガクポの)問題に対処した」

 THE BOOT ROOMは「今季ここまでトミヤスは信じられないくらいにアンラッキーだった。ケガで開幕を欠場。ベン・ホワイトがその役割で台頭することになった」と報じている。

「元ボローニャの彼がどれだけ優れているかが明確に示された。欧州で最も好調なFWのひとりに極めてうまく対応した。おそらく、ホワイトは彼のパフォーマンスで、彼を外し続けるために極めてうまくやらなければいけないと少し思い出すだろう」

 昨年夏の加入以降、昨季前半戦でレギュラーの座を確実にしながら、ケガで後半戦を棒に振り、今季はホワイトを追う立場となった冨安。完全復活を目指す日本代表DFの今後に期待だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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