「どれだけサッカーの試合を見ているんだろう」
引退を発表した中村(左)との思い出を回想した内田氏(右)。(C)Getty Images
元日本代表DFの内田篤人氏がDAZNで配信中の冠番組『内田篤人のFOOTBALL TIME』の最新回で、今季限りでの現役引退を発表した中村俊輔(横浜FC)について言及した。
「小学校、中学校の時から見てましたし、初めてA代表に入った時に右サイドで組んだのが俊さんだった」
そう切り出した内田氏は、「アウェーのオマーンだか、バーレーンだかの試合の前日に、『ウッチー、ウッチー』と言われて、『相手はこう出て来るから、ウッチーはこう守って、俺はこう守るから』って」と、声を掛けられた思い出を回想。対戦相手に対する知識の多さに驚いたという。
「逆サイドの奴がね、みたいなことも言うんですよ。この人どれだけサッカーの試合を見ているんだろうって。自分が対面する選手だけでいいはずなのに、俺の対面まで(映像を)見ているし、逆サイド(の選手)の動き方とかも見てた。この人すげーなと思いながら。サッカー大好きなんだな、みたいな。ちゃんと研究している」
「小学校、中学校の時から見てましたし、初めてA代表に入った時に右サイドで組んだのが俊さんだった」
そう切り出した内田氏は、「アウェーのオマーンだか、バーレーンだかの試合の前日に、『ウッチー、ウッチー』と言われて、『相手はこう出て来るから、ウッチーはこう守って、俺はこう守るから』って」と、声を掛けられた思い出を回想。対戦相手に対する知識の多さに驚いたという。
「逆サイドの奴がね、みたいなことも言うんですよ。この人どれだけサッカーの試合を見ているんだろうって。自分が対面する選手だけでいいはずなのに、俺の対面まで(映像を)見ているし、逆サイド(の選手)の動き方とかも見てた。この人すげーなと思いながら。サッカー大好きなんだな、みたいな。ちゃんと研究している」
内田氏と中村は、2010年の南アフリカ・ワールドカップに出場。ただ、ともに大会直前にレギュラーから外される悔しさを味わった。当時の心境を内田氏は、こう振り返っている。
「南アフリカの時、僕は外れましたけど、それどころじゃないぐらい、俊さんはずっと中心でやって来た人で、最後にパッと外れるというのは大丈夫なのかなって。足首か膝に注射を打ちながらプレーしてたから、その印象が強い」
そして、「輝いている俊さんはテレビでずっと見てて、最後のワールドカップとかは現実を見た感じがして、中村俊さんでもこんな残酷な(経験をする)ことがあるんだなと思ってみていた」と続けている。
共闘した日本代表では、苦しみながら戦う姿が印象に残っているようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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そして、「輝いている俊さんはテレビでずっと見てて、最後のワールドカップとかは現実を見た感じがして、中村俊さんでもこんな残酷な(経験をする)ことがあるんだなと思ってみていた」と続けている。
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