「美しいトリック」「ピッチで最も警戒すべき男」“ダブルタッチ美弾”の旗手怜央に現地メディアが驚異の9点評価! 久々ゴールの古橋亨梧は…

2022年10月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

「素晴らしいエネルギーを見せ、見事なスキルでゴールを決めた」

リーグカップ準々決勝で華麗にネットを揺らした旗手。(C)Getty Images

 セルティックは10月19日、リーグカップ準々決勝でマザーウェルに4-0と勝利した。敵地でベスト4進出を果たした一戦で、先発出場した旗手怜央と古橋亨梧がゴールをマーク。後半途中にベンチに下がった旗手との交代で途中出場した前田大然も得点に絡んだ。

 好機演出に加え、60分にはゴール前での反転で相手のマークを外し、GKが飛び出してくるなか、ダブルタッチで得点するという妙技を見せた旗手には、多くの賛辞が寄せられた。

『GlasgowWorld』は採点記事で旗手に9点をつけ、「再び輝いた。序盤はクレバーなタッチの数々を見せ、中盤でコントロールする助けとなった。素晴らしいエネルギーを見せ、見事なスキルでゴールを決めた」と絶賛している。

 また、『SCOTTISH DAILY EXPRESS』もやはり9点。「前半は彼からのワンタッチでのプレーからセルティックが好機をつくり、最後の仕上げのボールも的確だった。美しいトリックで得点をマーク。ピッチで最も警戒すべき男だった」と激賞した。

 一方、セルティック専門サイト『THECELTICWAY』も8点と高評価。「巧みなテクニシャンであり、前半に中盤でコントロールし、指揮していたのは彼だった。エネルギッシュで爆発的なスピードは見ていて本当に楽しいところも。やすやすとスペースに入り込み、グレッグ・テイラーと一緒に相手のラインをうまく破った。キュートなフィニッシュで3点目のゴールも決めた」とたたえている。
 
 最近は好機を生かせず、この日も前半からチャンスを決め切れていなかった古橋は、ようやくのゴール復活でひと安心というところだ。前述の3メディアはそれぞれ7点をつけている。

 GlasgowWorldは「ハットトリックを達成していてもおかしくなかった」と指摘しつつ、「今後に向けて彼に大きな自信を与えるだろう」と、久しぶりのゴールが古橋の後押しになると報じた。

 SCOTTISH DAILY EXPRESSも「生き生きとしていたが、完璧なお膳立てと思われた2つのビッグチャンスを決められなかった」としたうえで、「最後は報われ、残り15分でポストに弾かれたこぼれ球を押し込んだ」と伝えている。

 THECELTICWAYは「ハタテのお膳立てによる絶好のチャンスを決められず、珍しく枠を外した。25ヤードのシュートはクロスバーの下部を直撃。さらに別のチャンスも相手GKに阻まれた」と、なかなかゴールにつながらなかったと指摘。それでも「こぼれ球を押し込んでふさわしい得点」と、最後にはゴールが決まったと締めくくった。

 なお、前田にはGlasgowWorldとTHECELTICWAYが各3点、SCOTTISH DAILY EXPRESSは「絶え間なくボールを追い続けて3点目につなげた」と、6点をつけている。

 セルティックは22日にリーグ戦でハーツと敵地で対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】見事な反転→華麗なダブルタッチで決めた旗手怜央の左足弾

【動画】前田のボール奪取を起点に古橋が決めた久々のゴール

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