「カマダは多くを語らないが…」フランクフルト指揮官が鎌田大地の進化に感嘆!5部相手に「最強のメンバーで臨む」とも宣言

2022年10月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

DFBポカール2回戦でシュツットガルト・キッカーズと対戦

鎌田に指示を送るグラスナー監督。(C)Getty Images

 アイントラハト・フランクフルトのオリバー・グラスナー監督が、現地時間10月18日に開催されるDFBポカール2回戦、シュツットガルト・キッカーズ(5部)戦を前に、記者会見に出席。絶好調の鎌田大地に言及した。クラブ公式サイトなどが伝えている。

 26歳の日本代表MFはフランクフルト在籍5年目の今シーズン、ここまで公式戦15試合に出場し、9ゴール・3アシストを記録。直近のレバークーゼン戦(ブンデスリーガ第10節)では、PKで2ゴールを決めたほか、攻守の両面で奮闘した。

 この活躍にブンデス公式は、プレイヤー・オブ・ザ・マッチに選出し、「すでにリーグで6得点と、自己最多のゴール記録を更新。この試合では、チーム最多のボールタッチ(77回)、最多のデュエル(25回)、最長の走行距離(11.1km)も記録した」と絶賛していた。

 進化を続ける鎌田について、グラスナー監督はこう語っている。

「ダイチ・カマダは多くを語らないが、自身のパフォーマンスと、どんどんゴールを決めていくことで道を切り開いている。その積み重ねで地位や役割も自動的に向上していくのだ」
【動画】鎌田が2ゴールの活躍ぶり!冷静に蹴り込んだPKをチェック
 鎌田ら主力はベンチスタートなども交えながら、過密日程でプレーを続けている。そのなかで今回の対戦相手はカテゴリーが4つも異なる格下とあって、大幅なターンオーバーも考えられたが、オーストリア人指揮官は、あくまでベストメンバーで臨む所存だ。

「ローテーションのメリーゴーランドは、常に動いている。レバークーゼン戦ではセバスティアン・ローデ、トッテナム戦ではマリオ・ゲッツェ、ウニオン(・ベルリン)戦ではジブリル・ソウが休んでいた。どの選手にも常にチャンスはある。でも明日は最強のメンバーで臨むよ。何かを試したりするつもりはない」

 なお、グラスナー監督が「アウレリオ・ブタとマコト・ハセベを除けば、現状では全員出場可能だ」と伝えたように、12日のトッテナム戦(チャンピオンズリーグのグループステージ第4節)で膝の靭帯を損傷した長谷部誠の欠場は確定している。

 鎌田は先輩の思いも背負い、昨シーズンのヨーロッパリーグに続けてのタイトル獲得を目ざすチームを、次のステージへ導けるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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