現地時間10月15日、ベルギーリーグの第12節が行なわれ、日本人５選手が所属するシント＝トロイデン（STVV）は森岡亮太を擁するシャルルロワとホームで対戦。２－１で勝利を収めた。

　この試合で12分に先制ゴールを挙げたのが、先発した香川真司だ。左CKのキッカーを任されると、狙いを定めて右足を一振り。ゆるやかな弧を描いたボールは直接ゴールに吸い込まれた。
【動画】「"特別なゴール"」と独メディア称賛！ 香川真司の"直接CK弾"をチェック

　先制したSTVVは、70分に岡崎慎司のアシストからフランク・ボヤが追加点。後半アディショナルタイムに１点を返されたものの、そのまま逃げ切って、３試合ぶりの白星を手にした。
 

　チームを勢いづけた香川のゴールを、ベルギー国内メディアは次々と絶賛。そして、その反響は国外にも広がり、ドイツのスポーツチャンネル『sport1』も、「元BVBの人気者が、偉業を達成した」と伝えている。

「ドルトムントで活躍したプロフェッショナルのシンジ・カガワは今、ベルギーで働いている。先週末には、"特別なゴール"を生み出した。彼は今、33歳だが、まだ選手としてプレーを続けており、特別な瞬間に輝きを見せる。それがシャルルロワ戦だった。

　彼は左CKを直接ゴールに流し込み、チームに１点のリードを与えたのだ。１月にギリシャ１部PAOKからベルギーに移籍した彼にとっては、これが今シーズンの２点目となった」

　ドイツでは今もなお、香川という存在は強烈に印象に残っていると言えそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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