【ロシアW杯南米予選2節】ブラジルが初勝利! 一方でアルゼンチンは…

2015年10月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

アルゼンチンは2試合連続でまさかのノーゴール……。

ウィリアン(中央)の2ゴールなどでベネズエラを3-1で下し、ブラジルは今予選の初白星を挙げた。(C)REUTERS/AFLO

 現地時間10月13日、ロシア・ワールドカップ南米予選2節の5試合が、南米各地で開催された。
 
 開幕節にホームでエクアドルに予想外の敗戦を喫したアルゼンチンは、アウェーでパラグアイと対戦した。テベス、ディ・マリア、ラベッシらが何度もゴールに迫るが、焦りからかシュート精度を欠き、結局はスコアレスドロー。2試合連続でノーゴールと怪我で欠いたメッシとアグエロの穴を埋めきれず、2節を終えてまさかの7位に沈む。
 
 同じく1節にチリに敗れたブラジルは、ベネズエラから勝点3を奪取した。開始1分にウィリアンが豪快なシュートを叩き込むと、42分にも再びウィリアンが加点。64分にCKから1点を返されたが、73分には国内リーグでの好調を買われて8年ぶりの代表復帰を果たした35歳のR・オリベイラが頭でダメ押し弾。3-1で勝利した。
 
 スアレスとカバーニのWエースを出場停止で欠くウルグアイは、コロンビア相手に代役のロランとA・エルナンデスがいずれもゴールで期待に応える。ハメスが故障中で迫力不足だった敵の攻撃も零封して3-0の完勝を収め、2節を終えて首位に立った。
 
 ペルー対チリは、前者がファルファン、後者がA・サンチェスとバルガスが2ゴールずつを奪う乱打戦に。なんとか逃げ切ったチリが2連勝を飾り、コパ・アメリカ2015王者の底力を見せつけた。
 
 エクアドルはカイセドの2試合連続ゴールなどでボリビアを2-0で一蹴。連勝で2位に付ける好スタートを切った。
 
 なお、3節は11月12~13日、4節は11月17日に開催される。
 
【2節の結果】
△パラグアイ 0-0 △アルゼンチン
得点者:なし
 
○ブラジル 3-1 ●ベネズエラ
得点者:ブ=ウィリアン(1分、42分)、R・オリベイラ(73分) ベ=サントス(64分)
 
○ウルグアイ 3-0 ●コロンビア
得点者:ウ=ゴディン(34分)、ロラン(51分)、A・エルナンデス(87分)
 
●ペルー 3-4 ○チリ
得点者:ペ=ファルファン(10分、36分/PK)、ゲレーロ(92分) チ=A・サンチェス(7分、44分)、バルガス(41分、49分)
 
○エクアドル 2-0 ●ボリビア
得点者:エ=ボラーニョス(81分)、カイセド(95分/PK)
 
 
【順位表(2節終了時点)】
1位 ウルグアイ 勝点6
2位 エクアドル 勝点6
3位 チリ 勝点6
4位 パラグアイ 勝点4
5位 ブラジル 勝点3
6位 コロンビア 勝点3
7位 アルゼンチン 勝点1
8位 ペルー 勝点0
9位 ベネズエラ 勝点0
10位 ボリビア 勝点0
※1~4位はロシアW杯本大会出場。5位はオセアニア地区との大陸間プレーオフに回る。
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