「おぞましい愚行だ!」「刑事訴追すべき」セリエBで倒れた選手の頭を踏みつける衝撃事件が発生!

2022年10月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

SPALはデロッシ新監督の采配デビュー戦だったが…

まさかの蛮行で一発退場となったブランカ。チーム主将の軽率な振る舞いに批判が集まっている。(C)Getty Images

 イタリアのセリエBで、目を疑うようなシーンが繰り広げられた。

 現地10月16日に行なわれた第9節、チッタデッラ対SPALの一戦だ。SPALを率いる元イタリア代表MF、ダニエレ・デロッシ監督の采配デビューマッチとあって、イタリア国内では相応の注目を集めていた。
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 試合は前半に退場者を出したチッタデッラが堅固な守備で粘り、0-0のままアディショナルタイムへ。事件が起きたのは、90+6分だった。小競り合いからチッタデッラのMFで主将のシモーネ・ブランカがブチ切れてしまう。相手のMFサルバトーレ・エスポジトを背中から張り倒してピッチにダウンさせると、あろうことか彼の頭をスパイクで軽く踏みつけたのだ。

 SPALの選手が猛然と詰め寄るなか、ブランカは当然の一発レッド。試合は直後にスコアレスドローで幕を閉じたが、かなり後味の悪いゲームとなった。イタリア・サッカー連盟はすぐさま声明を発表し、ブランカの行為に対して調査を進め、然るべきペナルティを与えると公表している。
 

 驚きを持って報じたのが英紙『The Sun』で、「倒れた相手を踏みつけるなど、なんたるおぞましい愚行だろうか。イタリアで信じられない光景を目の当たりにした」と伝えている。加えて、「観ていてゾッとした。残虐きわまりない」「5試合の出場停止? いやいやシーズン終了までアウトだ!」「ただのファウルじゃない。刑事訴追すべき事件だろ!」など、イタリアファンによる怒りの反応を紹介している。

 はたしてブランカにはどのような裁定が下るのか。第9節を終えてチッタデッラはセリエBの14位で、デロッシ新政権のSPALは13位に付けている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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