天皇杯の決勝戦が10月16日、日産スタジアムで開催。ヴァンフォーレ甲府対サンフレッチェ広島は１－１、PK戦５－４で前者が勝利し、初優勝を飾った。歴史的な激闘において、112分に投入された甲府のバンディエラ、山本英臣の劇的な展開が注目を集めている。

　甲府在籍20年目の山本は、１－１で迎えた118分にペナルティエリア内でハンドのファウルを取られ、相手にPKを与えてしまう。この絶体絶命の状況で、GK河田晃兵がストップ。そしてPK戦で山本は５人目のキッカーとして登場。決めれば勝利というシチュエーションで、見事に成功させた。

　42歳歴戦DFの、あまりにもドラマチックな姿に、SNS上では以下のような声が上がった。
 

「こんなエンディングドラマでも描けない」
「カッコよすぎです‼️筋書きのないドラマ感がスゴすぎました」
「最後の山本英臣と河田晃兵が作り出した展開は、Jリーグを長年観てきた身として胸が震えてしまうな」
「山本英臣とかいう甲府20年間の主人公」
「今日の試合は本当にサッカーの神様っているんだなと思ったよ」
「甲府サポーターに未来永劫語り継がれる伝説だな」
「昇降格で天国と地獄を味わい続けてきた山本英臣選手のサッカー人生そのものみたいな試合だったな」

"甲府の象徴"の劇的な展開は、ファン・サポーターの心を熱くした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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