フランクフルト鎌田大地がドッペルパック達成! “蹴り直し”を含むPK2発でレバークーゼン撃破の立役者に

2022年10月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

自身初となるブンデスでの1試合2ゴールを達成

鎌田(左)はソウとコンビを組み、ボランチの一角で先発し、PKで2得点。リンストローム(右)も3点目をゲット。(C)Getty Images

 現地時間10月15日、ブンデスリーガ第10節が行なわれ、長谷部誠、鎌田大地が所属するアイントラハト・フランクフルトは、ホームにレバークーゼンを迎えた。

 長谷部は膝の内側靭帯の損傷により数週間の離脱が発表され、この日はベンチ近くの座席で試合を見守り、鎌田はボランチの一角で先発した。

 前半から好機を創出したフランクフルトだが、なかなかフィニッシュが決まらず。30分過ぎからは攻勢を強めたレバークーゼンに攻め込まれるが、後半アディショナルタイムにリンストロームがエリア内で倒され、PKを獲得する。

 キッカーを務めたコロ・ムアニのシュートは敵GKフラデツキーに阻まれるが、シュートが放たれる前にフラデツキーが動いていたことがVARで判明し、やり直しとなる。

 蹴り直しのPKキッカーとしてスポットに立った鎌田は、大きく息を吐きだし、右足を振り抜く。シュートはフラデツキーの指先をすり抜けて、ゴール右隅に突き刺さった。鎌田にとって今季リーグ通算5ゴール目で先制点を奪い、1-0で前半を終える。
【動画】"やり直し"PKのキッカーを務めたのは鎌田! フランクフルト待望の先制ゴールをチェック
 迎えた後半、フランクフルトは56分に失点して同点に追いつかれるも、2分後にレンツのボールに反応したコロ・ムアニが頭で合わせ、2-1と突き放す。加えて65分にはセンターサークル付近で相手のミスパスを拾ったリンストロームが自らドリブルで持ち込み、絶妙なループを放り込んで3-1に。

 そして71分、鎌田のスルーパスに反応したコロ・ムアニがレバークーゼンDFインカビエに倒され、再びPKを獲得。この日2回目のPKのキッカーを任されたのは背番号15だった。鎌田はGKの逆を突いたシュートをゴール左隅に突き刺した。日本人MFにとってリーグ通算6点目となり、ブンデスでは初となるドッペルパックを達成した。

 また、インカビエがこのプレーでイエローカード2枚目が提示され退場処分となり、ホームチームは数的有利な状況に。86分にはアラリオのゴールも決まり、5-1の大勝を収めた。鎌田は86分までプレーし、交代時にはサポーターからは大きな拍手が送られた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】鎌田が2ゴールの活躍ぶり! 冷静に蹴り込んだPKをチェック

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