Jリーグは10月12日にJ１の延期分、第25節の２試合、27節の３試合を開催。２位川崎フロンターレが、横浜Ｆ・マリノスとの勝点差をさらに縮めた。

　８日に行なわれた直近の第32節・清水エスパルス戦に３－２で勝利し、首位との勝点差を５に縮めた川崎は、ホームに京都サンガF.C.を迎えた。９分、CKの流れから、谷口彰悟がヘディングでネットを揺らし、幸先良く先制。さらに22分には、CKのゴール前のこぼれ球を橘田健人が押し込み、追加点を奪った。

　後半も勢いは止まらず。61分には、浮き球のパスに前線で反応したマルシーニョがゴールに流し込み、リードを３点に広げた。70分、パウリーニョのゴールで１点を返されたものの、リードを守り抜き、３－１の快勝を飾った。
 

　直近のガンバ大阪戦に０－２で敗れ、７試合ぶりの黒星を喫した横浜は、最下位のジュビロ磐田に０－１の敗戦。立ち上がりからボールを保持しながらも１点が遠い時間が続くと、終盤の84分に途中出場の古川陽介に決勝ゴールを決められ、２連敗を喫した。

　この結果、２連勝の川崎が首位横浜と勝点差２に詰め寄り、２チームによるJ１優勝争いがさらに激化した。今シーズンは残り２試合。次節は29日、ともにホームで川崎はヴィッセル神戸と、横浜は浦和レッズと相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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