J1優勝は横浜と川崎の一騎打ちに!明日マリノスが3年ぶりのVを決定するには? 8チームが絡む残留争いは…

2022年10月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

札幌は勝てば残留が確定

J1の優勝可能性が残るチームは横浜(上)と川崎(下)のみとなった。写真:滝川敏之、SOCCER DIGEST

 台風やACLの影響で未消化となっていたJ1の第25節と第27節の計5試合が、10月12日に開催される。

 前節、結果次第で優勝決定だったが、17位(当時)のガンバ大阪に0-2で敗れた横浜F・マリノスは引き続き王手がかかっており、明日の結果次第で3年ぶりの優勝が決まる。

 現在、J1王者になる可能性があるのは勝点62で首位の横浜と、同57の川崎フロンターレ(2位)の2チーム。ともに3試合を残しており、残り2試合の3位のサンフレッチェ広島は同54で、連勝しても同60で横浜には届かない。

 横浜が優勝を決めるには、残り2試合となる明日の試合終了時点で川崎に7ポイント差をつける必要がある。つまり、横浜がジュビロ磐田に勝ち、川崎が京都サンガF.C.相手に"引き分け以下"になれば、決着がつく。

 また、勝点が並んだ際に順位決定要素となる得失点差は、横浜が+31で川崎が+19。残り試合数から見て、横浜が非常に有利な状況となっている。
 
 一方、残留争いは大混戦となっている。J1では17位と18位がJ2に自動降格、16位はJ2の3~6位で争われるJ1昇格プレーオフを勝ち抜いたチームとの入れ替え戦に回る。

 現在、11位・北海道コンサドーレ札幌(勝点38)以下、12位・ヴィッセル神戸(同37)、13位・湘南ベルマーレ(同35)、14位・京都(同34)、15位・アビスパ福岡(同34)、16位・ガンバ大阪(同33)、17位・清水エスパルス(同32)、18位・磐田(同25)と続く。残り試合数は、福岡とG大阪が2、磐田が4、それ以外の5チームが3となっている。

 明日、札幌が浦和レッズに勝つと勝点は41。福岡が残り試合を全勝しても同40、G大阪は同39、磐田は同37のため、札幌の残留が確定する。

 また、神戸が湘南に勝つと勝点40に到達。17位の清水は3試合を残しているため全勝だと同41となるが、G大阪と磐田を上回るため、神戸の"自動降格圏回避"は決定する。

 優勝争い、残留争いとも佳境に入っているJ1。明日の5試合から目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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