カイル・ウォーカー＝ピータース（サウサンプトン）が、イングランド代表の同僚ハリー・ケイン（トッテナム）と、今を時めくアーリング・ハーランド（マンチェスター・シティ）の比較に見解を示した。

　ドルトムントから今夏にシティへ加入したハーランドは、開幕から異次元のパフォーマンスを披露。元イングランド代表アラン・シアラー氏が持つ、プレミアリーグ歴代最多得点記録（260点）を抜き去ろうかという勢いで、ゴールを量産している。

　一方、３度プレミアリーグ得点王に輝いているケインも健在だ。トッテナム12年目の今シーズンも好調を維持し、ハイペースでネットを揺らしている。

　以前はトッテナムでプレーしていたウォーカー＝ピータースは、８日のシティ戦（０－４）の前に現地メディア『talkSPORT』の取材に応じており、「元チームメイトよりもハーランドのほうが優れているか？」と問われた際に、こう答えていた。
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「ハリー・ケインはプレミアリーグで何年やっているんだ？ ハーランドは信じられないようなスタートを切った。いくつかスタッツを見たけど、本当に馬鹿げているよ。だけど、ケインはもう何年もそれを証明してきた。まだ比べることはできないと思う」

　25歳の右SBはまた、今後の展望にも言及。好敵手の存在が、より高みへ導くと考えているようだ。

「ハーランドは、自分が彼（ケイン）よりも優れている事実を証明することに飢えている。そしてケインはトップに立ち続けたいと願っている。だから、彼らはトップゴールスコアラーを巡る良い戦いをするだろう」

　年齢差こそ少しあるものの、同じ時代に戦う稀代のゴールハンター２人。世界最高峰のリーグで繰り広げられる頂上決戦から、今後も目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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