「ゼン・マスター・ハセ」フランクフルト長谷部誠のパフォーマンスを現地メディアも大絶賛! 「必要とされる時、最高の状態でそこにいる」

2022年10月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

CLでのパフォーマンスに称賛やまず

ドイツでの評価がうなぎ昇りの長谷部。(C)Getty Images

 現地時間10月4日に行なわれたチャンピオンズリーグのグループステージ第3節で、アイントラハト・フランクフルトの長谷部誠は、鎌田大地と共にトッテナム戦にフル出場。スコアレスドローによる勝点奪取に貢献した。

 38歳の長谷部はフル出場。最終ラインを統率し、デュエル勝率で100%、パス成功率も85%という驚異的なスタッツを残したほか、鋭い読みや的確なポジショニングで、イングランド代表ハリー・ケインや韓国代表ソン・フンミン、ブラジル代表リシャルリソンを擁するトッテナムを相手にクリーンシート達成に尽力した。

 このパフォーマンスはドイツでも高く評価されている。専門メディア『SGE4EVER』の採点では、チーム内トップの「1.5」と高評価がついた(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)。
【動画】長谷部&鎌田が先発! フランクフルト対トッテナムのハイライトをチェック
「今シーズンのCL、グループDの熱気。その渦中にフランクフルトがいる。この試合でトッテナムと引き分けたことで、決勝トーナメント進出への可能性を大いに残している。

 マン・オブ・ザ・マッチは長谷部誠だ。ゼン・マスター・ハセ。彼のパフォーマンスは素晴らしかった。ロンドンのストライカーと対峙し、次々と打ち負かす姿は圧巻だった。ケインはおそらく、38歳の選手が自分を自由にプレーさせてなかったことに腹を立てていることだろう。彼は必要とされる時、最高の状態でそこにいる。驚くべきことだ」

 ちなみに「ゼン・マスター」とは日本の「禅」から派生した言葉で、欧米では、メンタルが落ち着いていて、何が起きたとしても動じない強さを持つ人物を差す言葉として多用されている。試合で冷静かつ熱く戦うベテラン戦士を形容するにふさわしいと採用されたようだ。

 フランクフルトは、週末にボーフム戦を控えており、10月はCLがない週も国内カップ戦が実施されるため、過密日程が続く。38歳の長谷部の起用について、指揮官は「今後は休憩が必要になる日が来るかもしれない」とも述べている。チームの勝敗を左右する存在になっているだけに、今後の起用法にも注目が集まりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】13シーズンぶりのCL出場! マルセイユ戦で見せた長谷部の卓越したパフォーマンス集をチェック

【PHOTO】どこもかしこもデザイン刷新! カタールW杯・出場国の「本大会用ユニホーム」を一挙公開!

【PHOTO】「美人すぎる」、「セクシーすぎる」フットボーラーの妻&恋人たち

次ページ【動画】長谷部&鎌田が先発! フランクフルト対トッテナムのハイライトをチェック

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事