旗手怜央のミスでセルティック主将が出場停止…ついに井手口陽介が今季初登場か。地元紙が見解「次節は最高の機会」

2022年10月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

「中盤の底で代役を務めるのが誰かは、まったく分からない」

故障で出遅れ、今シーズンはここまでまだ出番のない井手口。(C)Getty Images

 旗手怜央のミスが、結果的に井手口陽介へのアシストになるのだろうか。

 1月の加入以降、井手口はフィジカルの問題に悩まされてきた。先発デビュー戦で負傷して出遅れると、今季もケガで開幕を前に戦列離脱。まだ1試合にも出場できていない。

 だが、地元紙『Daily Record』は10月4日、セルティックがセント・ジョンストンと対戦する8日のスコティッシュ・プレミアシップ次節で、井手口に出場機会が与えられるかもしれないと報じた。

 セント・ジョンストン戦でセルティックはカラム・マグレガーを欠く。前節マザーウェル戦の終了間際、旗手のバックパスがミスとなり、決定機になりかけるのを阻止したマグレガーが一発退場。次節は出場停止で出られない。

【動画】結果的にキャプテンが退場となった旗手怜央の痛恨ミス
 
 Daily Record紙は「彼はすぐにセルティック・パークで忘れられた男となった。だが、ヨウスケ・イデグチが来週、プレーに参加することはあり得るだろうか?」と報じた。

「セント・ジョンストン戦ではマグレガーが出場停止だ。中盤の底で代役を務めるのが誰かは、まったく分からない」

 同紙は「オリバー・アビルゴーはまだクラブで1分しかプレーしておらず、アーロン・ムーイはインターナショナルウィーク前のセント・ミレン戦での黒星でペースを失ったようだ」と続けている。

「セルティックでのイデグチのキャリアはケガによって狂わされた。マグレガーが常に出場していることで、彼の出場機会は極めて限られる。来週は、一定の出場時間を得る最高のチャンスだ」

 古橋亨梧、前田大然、そして旗手と、同胞の日本人選手たちはいずれもチームの主力として欠かせない存在となった。井手口だけが出遅れている状況なのは否めない。

セント・ジョンストン戦は、井手口が事態を好転させるきっかけになるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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