インテルのトルコ代表MFハカン・チャルハノールが、バルセロナ戦で勝利を呼び込んだミドルシュートの喜びを語った。UEFAの公式サイトが伝えている。

　現地時間10月４日に行なわれたチャンピオンズリーグのグループステージ第３節で、インテルはバルセロナと対戦。１－０で勝利を収めた。

　スコアレスで迎えた45＋２分、ペナルティエリア手前中央でパスを受けたチャルハノールはワントラップから右足を一閃。鋭いグラウンダーのシュートがゴール左隅に突き刺さり、これが決勝点となった。

　勝利に貢献し、マン・オブ・ザ・マッチにも輝いたチャルハノールは試合後、インタビューに応じ、試合を振り返った。
 

「今日は自分たちがやりたい試合ができた。自分たちの価値を証明でき、守備でも全員が良く働いた。僕たちはいつも監督とともにあり、彼のために戦うチームを見せられたよ。全員がチームのために戦っているのがわかった。この姿勢は今夜勝つための鍵だった」

　また、シモーネ・インザーギ監督もチームを称えている。

「美しい夜だ。世界で最も強いチームのひとつであるバルセロナを破った。みんながチームの犠牲になる覚悟があれば、勝利を手にできる。我々はともに戦い、素晴らしいゲームをした。選手、クラブ、そしてファンのために喜んでいる。でも、僕たちはまだ何もしていない。バルセロナに勝つことはそうそうないとしてもね」

　リーグ戦では８試合を終えて４勝４敗の９位に沈み、批判の声に晒されていたインテル。この勝利が浮上のきっかけとなるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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